以前プレジデントファミリーで教科書が読めていない子が9割という内容大変興味深く読ませていただきました。
読み聞かせをたくさんしていますが、本をたくさん読む子は読解力ある!と思い込んでいて自身や我が子の読解力を疑ったことがなかったのですが(親子で本はたくさん読んでいる)物語が好きでたくさん読んでいても自分で解釈してるかも知れず読解力が高いとは限らない。実際に社会に出て仕事等で必要な読解力は、汎用的読解力といい教科書の内容などを精査して正確に読めることであるとあり、大変衝撃を受けました。
その記事の中で出てきたのが新井さんという方で【ロボットは東大に入れるか?】などの研究をされていて非常に印象にのこっていたのですが、新井さんが新たに小学生のための読解力の本📕を書かれたそうで買いました![]()
小学生のためとあったので、小学生親が読むハウツー本かな?と思ってましたが、子ども向けでした。
低学年にはまだ読めないから4年生以降が対象かな?と思いますが低学年親も知ってたほうがいい内容で買ってよかったです。
私も上記の記事で書きましたが小学校の最初の授業参観で先生がテンポよく次々に「○ページ開いて〜」というのですが10より大きい数を適当でイマイチちゃんと教えておらずわからなかったようで開くのに、時間がかかっていた。
慣れておらず、ページを見つけて開く作業がスムーズにできていなかったです。
本書とても参考になったんだけど親はハイレベルなワークを次々に買ってきてそれをこなして満足していて、【教科書?どうやって使うの?】くらいに思ってましたが(私立小ほぼ教科書使ってない疑惑で置き物🫢)教科書は学習指導要領に基づき作られていて東大の入試問題ですら指導要領から外れた問題は出せないそう。
つまり全ての学びの基礎で教科書頂いているけどほぼ使っておらず使い方もわからず軽視していたところはあり反省しました。
教科書をしっかりすぐに開ける。教科書を試写して一分間書き写すトレーニングをして書く力や筋力を鍛えたりそこから応用して短く言い換えるトレーニングをしたり家庭ですぐに実践できそうな内容が載っていました。
最近、自身のキャリアにも悩んでおりますが
新井さんの本を読んでいて私がなんで仕事ができないか?わかった気がします。
本書は子ども向けなので、子供にわかりやすく新井さんの子ども時代のこと書いてあったんだけどね。
すごくしっくりきたのが、新井さんは小学生時代家庭科が苦手だったそう。
始める前に作り方を読まず、行き当たりばったりで手順通りにやらなかったらいつも失敗ばかりしたそうです。
私、自他共に認めるメシマズですが、確かにちゃんと読まず自己流で省略したり、注意書き読んでなくて大事な下ごしらえが抜けていたり、途中出ないものに気づいたり行き当たりばったりです。
私の母もズボラキング👑みたいなひとで、説明書を読まず感覚でなんでもやってました。
私は説明書、手順書をちゃんと読めないのですよね。
社会に出てからの仕事って銀行とかも通達がきたり、マニュアルがあったりするんだけど、読むの苦痛すぎてちゃんと読めてないです😂
この本を読んでふと思い出したのが仲良しの理系のエリートお父様なんだけど一緒にイベントにいった時スライムを作っていたら洗濯糊にほう砂を入れるセルフスタイルでしたがなかなか固まらず決まった分量を入れても固まらないので一生懸命に混ぜ続けていました。
私?固まらないから適当に追いホウ砂でガサっと入れてモミモミしたらできたのよ。
その時にそのお父様に「適当に入れちゃえばどうですか?」とか言ったんだけどお父様は混ぜ続けていて生真面目な方だなと思ったのよ。
結果たかだかスライムだからどちらが正しいとかではないのかもしれないけどこれが仕事だったらえらいこっちゃだし、こういったなんでも適当
読まずにOK🙆♀️な親の元ではおおらかな子は育つかもしれないけど理系センスは全く育たないなと思いました。
私はコミュ障で人に聞くのもめんどくさいし、自己判断で適当にやるんだけど、本書読んでいて算数とか結局ちゃんと問題文が読めてないとなんとなくでは的確な答えは出せないし、細かいことに気がつくようにならないといけないんだな。私の適当さが子どもからその機会を奪ってるかもしれません😂
プログラミングも今後受験に加わりますがやはり一つ一つ手順に従いプロセスをふむってことは大事だなと思いました。
本書を読んでいても単純な公文でやるような計算はともかく中学以降数学という科目をやるには証明が大事になってきて手順に従って丁寧に考えたり、証明以外でも問題文のニュアンスに気がつくことが大事なんだなと思いました![]()
今後、資料をよみといたり、自分の力で記述したり、いろんな能力がいると思うけど、そもそも教科書を正確に読めてないと勉強ってどの科目も難しいのだな。国語の偏差値は他の科目に相関があるみたいに言ってた方がいたのをなるほどと改めて思いました。
公文とかひたすらやるよりこういったコツを知りたかったです。
ガサツな母による育ちによって、細かいことに気が付きにくい性格なんだけど、東大生御用達の本とかも変化とか、間違い探しみたいなとこかやスタートしてるし、数学好きになるためには些細な変化を気にする必要あるわね。
非常に参考になりました。ぜひ!
