アップが大変遅くなりました。ヤバイ アセアセ
「10月28日」は亀吉夫婦の結婚記念日。
恒例の1泊温泉旅行、今年は以前利用してお気に入りの阿蘇郡南小国町のお宿をキャンセル待ちで2か月待ったが、結局空きが出なくて断念!
あるんですよね、このコロナ禍でもこんなお宿が・・・
ならばと、昨年7月大きな爪痕を残した大水害から力強く立ち上がり、前に進みだしている人吉球磨へと足を運んだ。
人吉では親しみを込めて"青井さん"と呼ぶ「青井阿蘇神社」も水没被害を受けた。地域の皆さん方の暮らしの中で、心のよりどころとなっている神社であり、本殿など5棟の建造物は国宝に指定されている。
豪雨では神社の蓮池には何台もの車が流れ込んだ
蓮池にかかる橋はまだそのままだ。
″青井さん″を後にして向かったのは、人吉球磨の観光のシンボルであり、日本三大急流の「球磨川くだり」の発船場。
球磨川の氾濫によってすべてを失ったという球磨川くだり株式会社。
人吉・球磨地域を約700年に渡って統治した相良藩の参勤交代と陸の孤島である人吉盆地の物流を担う舟運を起源とする川下りの歴史は、まさしく球磨川とともに歩んできた会社である。
しかし、昨年の豪雨災害で運営する「球磨川くだり」観光事業は、一心同体とも言える球磨川の氾濫によって壊滅的被害を受けた。
しかし、被災した人吉球磨地域の方々が異口同音に言われていた言葉が鮮明に思い出される。
「これまで長い歴史の中で球磨川の恩恵を受けて暮らしを営むことができたのだから、自然災害という人智の及ばない事象に見舞われても、球磨川に恨みはありません。そしてこれからの未来も球磨川とともに歩んでいく覚悟です」 と。
100年に渡り人吉の観光拠点として愛されてきたその球磨川くだり発船場が再建され、『HASSENBA』として新たにリスタートしていた。
しかも、各種アクティビティーの受付だけでなく、人吉球磨を中心に県内各地からセレクトした品々がそろうお店、熊本初出店という「九州パンケーキカフェ」などを併設し、新しいラウンドマークとなっていた。
中でも注目は、復興に向けて歩みを進める人吉の街と人を、自転車で訪ねる『人吉はっけんサイクリングツアー』。人吉城址~青井阿蘇神社~鍛冶屋町通りの約4.5kmを3時間かけてゆっくり巡るのだそう。自転車だから気付けること、感じられることもおそらくたくさんあるはず。
ラフティングツアーや球磨川遊覧船『梅花の渡し』もおすすめ!
江戸時代、人吉城と城下町を結ぶ橋は1本しかなかったそうで、そのため、対岸と往来をするには川舟が用いられ、川沿いには多くの舟渡場あったそうだ。梅花の渡しはそれらの一つで、人吉城址の石垣を間近で眺めることができ、春は桜、初夏の新緑、秋は紅葉が見どころとなり、まさに人吉の四季を感じることができる遊覧体験である。
残念ながら我ら今回は時間が合わず断念、また次回に。
対岸が人吉城址
さて、宿泊先はこちら 人吉温泉 清流山水花『あゆの里』さん。
過去にもお世話になっているお宿である。
今回は「くまもと再発見の旅」と「人吉復興割」の両方の割引を利用させて頂いた。もちろん地域限定クーポン付きでさらにお得!
このお宿前の商店街は人吉の中心市街地であり、昨年の豪雨災害ではごらんのように、洪水痕跡が矢印のところまであったのだから、いかに大水害であったかが分かる。
1年以上の時を経て再開され、被災したお宿とは思えないほど立派に再建されていた。
柱には波の印が・・・この高さまで水が流れ込んで来たということだ。
向日葵の絵は女将が休館中に描いたもの。
球磨川・人吉城址を眺める温泉付きのお部屋。
球磨川は時として、「暴れ川」と表現されることも。
しかし、私たちが普段見ている川は穏やかであり、鮎が泳ぎ、カワセミ・ヤマセミなど水鳥の憩いの場となる美しい清流なのである。
一応結婚記念ということなので・・・アリガトー 36周年!
~ 人吉球磨を味わう ~
オードブル 赤いのはあさぎり町産ビーツのコンソメスープ
お造りはご当地 鮎の洗い
呑むはちろん球磨焼酎 芋グラタン
黒毛和牛と五木揚げ 人吉産キノコ鍋
鮎と旬野菜 ごま油ブレンド天ぷら
たもぎの炊き込みご飯 と つぼん汁 山江栗のプリンとパウンドケーキ
おごちそうさまでした。感謝 (__)
世界ブランド「球磨焼酎」が揃う 焼酎蔵
球磨焼酎ラウンジでは好きなだけ各蔵ごとの焼酎が自由に飲める!
食後なので軽く炭酸割で乾杯!
滞在中、好きな時にいつでも入れるお部屋のお風呂は
やっぱよか~ !最の高じゃ!!
ということで結婚記念日の1泊温泉旅行
今年、無事に完遂!
本日は以上です。