人間、悩みはつきもの。
仕事の悩み、家庭の悩み、人間関係の悩み
金銭の悩み等々・・・・。
そんな日々を送るなかで、ふと将来への不安に襲われる。
自分はこの先どうなるのか?。暮らしは、健康は・・・
今まで何とかなったのだからこれからもきっと大丈夫だろう
いざとなれば周りが助てくれるに違いない。
「大丈夫、心配するな、なんとかなる」
一休禅師が弟子たちに遺したというこの言葉のように考えるのも
一つの生き方であろう。
そうした見方は一面、たしかに心を軽くしてくれる。
だが実際は、これまでなんとかなったのだからといって
今後もおなじようにいくとは限らない。
周りや社会の助けが得られるという保証もない。
根拠なく楽観していては、「こんなはずではなかった」と
いつか後悔することになるかもしれない。
とすれば、少しでも不安の芽を摘むべく
自らの将来をしっかりと見据えておくことも大事。
他に頼ればよいというのではなく、自立の気概ををもって
これから起こりうることに備えて手を打っていくしかないのである。
さらに、先々こうありたいという自身の将来のあるべき姿を
明確に思い描き、その実現に向け
今 やらなければならないこと、できることから行動に移していく。
そうしてはじめて
「大丈夫、心配するな、なんとかなる」 といえるのである。
将来を安心して迎えられるかどうかは
自分の身一つにかかっていることを忘れずにいたい。
本日は以上です。