和 水 町 の 「七 郎 神 」(塩井谷神社) | ✿ 日々是好日 ~ 降っても晴れても ~ ✿

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勤労学生時代から30年“喜怒哀楽”のサラリーマン人生を経て独立。数十店舗の外食企業が上場し全国700店超になるまでを経験。飲食業で育てられた男が、今度は “厳しくも愉しいホテル経営” に挑戦!「無常迅速、時人を待たず」を我が肝に銘じ。

 

 

和水町には ″八つの神様ご利益めぐり ″というのがある。

 

 

① 目の神様 ② イボの神様 ③ 胃の神様 ④ 性・腰の神様

⑤ 歯の神様 ⑥ 命の神様 ⑦ 耳の神様 ⑧ 手足の神様

 

 

金栗四三ミュージアムから生家記念館まで車で約10分。

途中の道路沿いにあった ④ 性・腰の神様へ立ち寄ってみた。

 

 

「七郎神」

 

 

 

 

「こんにちは」と、おもわず声を掛けてしまいそうになったが・・・

 

近づいてもピクリとも動かない!

 

 

そう、この方々も案山子。

 

 

 

 

 

 

正治2(1200)年、この地方の坂梨家の祖、坂梨弥五助が土地鎮護と農耕開拓の守護神として、肥後一の宮 阿蘇神社本宮より、御分霊を戴き

この村に下り、山森阿蘇神社を創建したと言われている。

 

その時、供養者の一人として同行してきたのが坂梨七郎右衛門。

この塩井谷に住居を構え、農耕技術を普及したと伝えられる。

 

村人達は、七郎右衛門の地域では、毎年農作物の豊作を祈願し

種の繁殖・増強とともに、生むは産むに通じ

子孫繁栄・安産・夫婦和合の神様として

陰茎弱き人、子宝に恵まれない人縁遠き男女

夜尿症、足腰の病等に悩む人々それぞれに霊験があるという。

 

 

 

 

現に受児除災、陰茎弱き人、足腰の病等著しき御霊験を受けて

歓喜している事実がある。

 

信仰・祈願する人は、作り物の男根を奉納する習わしがあり

御願成就のあかつきには

男は白色、女は赤色の住所に・氏名・年齢をを書いて

お礼参りをする風習があるらしい。

 

 

 

 

顔をしかめる方もいるかもしれないが

藁にも縋る人たちの気持ちは至って真剣なさまなのだ。

 

 

 

 

 

 

亀吉も こっそりお参り ・・・ シラー 

 

 

 

次回はお隣の玉名市へ!

 

 

 

 

 

 

本日は以上です。