超高齢化社会が加速する日本で
高齢者ドライバーによる悲惨な交通事故が後を絶たない。
そういった事故のニュースを目にするたび
不安が脳裏を過ぎって来たのは85歳になる父親のことであった。
これまでも幾度となく免許証の自主返納を説得して来たが
運転歴67年、毎日車に乗って来た父にしてみれば
老いたとはいえまだ車の運転には自信があったのだ。
車に乗れなくなる寂しく辛い気持ちもよく理解できる。
公共の交通機関もない田舎では買い物や通院等
やはり車がないと至極不便だし、普段の生活の愉しみの一つが
夫婦で出かけるプチドライブになっていたからだ。
そんな父が今年に入り、やっと愛車の運転を止め
売却を決意してくれた。
しかし一昨年の足の手術以来、普通に歩きまわることも困難。
それで買ったのがこの電動カート!
当然ながら車の替りとは全くいかないが
″取り返しのつかない事態 ″になるよりかはいい。
ガマンしてもらうしかない。
その代わりということでもないが
父が2~3ヶ月前に買い換えたばかりだというガラケーの携帯だが
lineなど利用して孫とのトークやひ孫の動画等を愉しめるように
シニア用スマホに買い換えてあげた。
問題は果たして使えるか・・・?だが
実はスマホやPC、亀吉も苦手で今だかってまだ上手く使えない
しかし父にもボケ防止のためにも頑張ってもらおう!
一方母親はまだ身体が丈夫!
昨日は自転車が壊れて乗れなくなったというので
さっそく実家に帰り、新車のママチャリを !
親が年老いていろいろと大変にはなってくるが
少しでも元気で愉しい生活を送ってくれればと
願っている。
本日は以上です。