若い頃から「一生に2度家を建てる」 と決めていた。
一度目は子育て時期の30歳で 2階建ての住宅を建築。
二度目は55歳頃、妻と二人暮らしのための家をと計画を建て
2年程前倒しで実行に移した。
依頼先の住宅メーカーに対し、私が伝えた条件は大きく3つ。
① 安心して永く暮らせる家
耐久性に優れ、防犯などへの配慮が行き届いていること。
② 快適に過ごせる家
使いやすさや機能性、居心地の良さを備え、快適性が持続すること。
③ 全体的に調和がとれている家
素材・色の組み合わせや空間、建物のフォルムなど全てにバランスがとれ
実生活になじむ美しさがあること。
そして、全体のイメージは「丈夫で重厚感のある和モダンな家」
各社の提案を吟味し
最終的にパートナーとして選んだのがダイワハウス。
要望の意図をくみ取って設計に反映するセンスの良さと
担当スタッフへの信頼感が決め手となった。
家づくりを最も愉しめるのは
″どの相手か? 誰と一緒に建てたいか?″
を 考慮した結果である。
※どの住宅メーカーが・・・というより、やはり最後は担当する 「人」 !
工事中には何度も現場を訪れ、細かなチェックや指示を行った。
仕事柄、これまで国内外で数多くの飲食店舗や建築物を視察した経験から、素材やディテールの大切さを知っていたからだ。
実際、部材の幅一つにも気を緩めず、自分なりにこだわった家づくりとなったので、担当スタッフの方々は本当に大変だったと思う。(笑)
ということで
完成記念に web内覧会 !
【 外観・門~玄関 】
特殊な形状で、高低差のある敷地を有効に活かし、乗用車 3台分のガレージを確保。
【 玄関 】
「家の顔」となる玄関は自然石を印象的に配置。天井にも木材を使い、質感豊かな空間へ。
玄関から左右にパブリック&プライベートスペースを
明確に分けていることが わが家の特徴の一つ。
玄関ホールから右手に進むと、壁面が緩やかな曲線を描く廊下を通ってプレイベート空間へ。
天井のあしらいと一体になった6本のフレームで、空間をダイナミックに演出し
リビング・ダイニングへと導く。
【 リビング&ダイニング 】
素材にこだわり、全体の基本はブラウンコーディネート。
【 ダイニング 】
5.1chのスピーカーで好きなジャズを聞きながらお酒を味わうのが至福の時間。
美しく造り込んだ造作家具に納まっているのはワインセラーやグラス、お酒のコレクション。
テーブルセットなど、家具は全てハウスメーカーのインテリアコーディネーターとともにチョイス。
ダイニングは個室として開閉自在のスクリーンで仕切ることもできる。
【 リビング 】
ダイニングと一続きになったリビングには、2面に大きな窓を設けた。
夜には天井の間接照明が灯り、さらにラグジュアリーな雰囲気に。
ブラウン系でコーディネートした家具や飾りタイル(吸湿性の高いエコカラット)をあしらった
AVボード周りのデザインにもこだわりが・・・。 リビングの一角にはPCコーナーも設けている。
また、東側の掃き出し窓からは、BBQなども楽しめるウッドデッキに出ることができ
リビングがグンと広がったような開放的な気分を味わえる。
正面フェンス手前にはデザイン角柱を18本程設置予定。
寝室の入口には優美な垂れ壁!
リビングからそれぞれの寝室につながるドアの手前には、曲線の垂れ壁で奥まった雰囲気に。
ニッチやアアクセントクロスとタペストリーで日常をより魅力的なものに演出。
われら夫婦、お互いの部屋をウォークインクローゼットでつなげた別寝室を希望!!!
【 寝室 】
私の寝室は リゾートホテルをイメージ。ブラウン系を中心にシックな色合いでまとめた。
PCや書き物をするためのカウンターも備えている。
一方、妻の部屋は 太陽がさんさんと訪れる南側の一室。
明るいグリーンのアクセントクロスやカーテンがとても爽やか。
実は我ら夫婦、体感温度が違いすぎる上、好みや趣味嗜好が全く違うのです!(汗)
そして、ここもちょっとこだわりが・・・
【 トイレ 】
トイレにもエコカラットを設けて快適に。
小便器と大便器の仕切り壁には曲線を取り入れた。
そして、玄関ホールから左側は、わが家のパブリックスペース!
自然石のタイルをあしらった廊下を進むと、客間として設けた和室が現れる。
和室に続く廊下は、入口でタイルを張り分け、垂れ壁も設けて雰囲気を変えている。
【 和室(客間) 】
床の間にも玄関ホールと同じ自然石のアクセントを入れ、曲線を活かした垂れ壁をつけることで
住まい全体の統一感を高めている。お客を迎えるほか、県外で働く息子が帰省した時などに活用。
和室のとなりには
【 書庫 】
この書庫と、子部屋は将来のつかいみちを考え
コネクティングルーム(連接部屋)になっており
通常はパーテーションで閉めている。
【 子部屋 】
現在、長男が暮らす部屋。将来はツインベッドのゲストルーム、はたまた亀吉の筋トレ部屋か?
今回の家づくり、2階建て住宅から、私が昔から憧れ計画していた
「平屋の住まい」への建て替えであった。
我が家は敷地形状が特殊で高低差もあることから難易度の高い
間取り提案であったと、ハウスメーカー担当スタッフさん。
しかし、上手く土地の起伏を活かし、住まいの外観と外構を一体化したデザインで敷地全体をプロデュースしていただきイメージ通りの家になった。
また、私のこだわりと徹底した家づくりをそばで見守っていた妻の
唯一のリクエストは
「とにかく暖かい家にしたい」 ということであった。
床暖房と高断熱な外壁のおかげで暖かい家になって喜んでいる様子。
また主婦にとっては機能性もとても重要で、キッチンから洗面室、浴室へ直結した動線や玄関から直接洗面室、キッチンへ出入りできる
動線の良さにも満足しているようだ。
信頼できるスタッフの皆さんと愉しみながら、こだわり抜いて築いた
″大人が愉しむ平屋の住まい ″
これからわれら夫婦の人生にいつまでも
心地いい時間をもたらしてくれることだろう。
ありがとうございました。(_ _)
本日は以上です。