亀吉生まれしは熊本の県北に位置する小さな温泉街
山鹿(やまが)市。
遥か古代から受け継がれてきた夏祭り
「山鹿灯籠祭り」 や
明治時代の芝居小屋「八千代座」
などが知られる。
その山鹿の名物郷土菓子は「灯籠もなか」が代表的だが
今回紹介するのは
老舗 上村屋さんの 「山鹿羊羹」
柔らかい求肥に包まれた「山鹿羊羹」。一般的には餅団子みたいなもの?
現在では製造・販売しているのは3軒のみ!
上村屋さんの店頭にはその発祥について以下のように書かれている。
『 明治の初めごろ、老女が米の粉を蒸して作った団子を
長方形に薄く伸ばし、上にこし餡を棒状に2本丸めて包んでいました。
当時は、「巻き羊羹」と呼ばれ
家庭の甘味や燈籠祭りに出かける若い人たちをもてなしていました。
昭和の初め、上村屋の先々代は棒状に丸めたこし餡を“練り羊羹”と見立て、独自の味や形から「山鹿羊羹」と呼んだのが始まりです。』
もち米ではなく米粉を使うため時間が経っても柔らかいのが特徴!
ほのかに塩味がきいたあんは、素朴な味わいだ。
機会があれば一度ご賞味くださいまし。( ゚v^ ) /
先日のあんパンにつづき、あんこ話題・・・珍し!
本日は以上です。