子どもの頃
大人はどうしてこんな不味いものを好んで口にするのか不思議だった。
例えば、人参・ピーマン・ゴーヤ(熊本ではニガゴリ)・セロリ
さらには
えぐみの強い山菜、独特の風味を持つ山海の珍味等々・・・(`A´)マズー!!
ところが、だ!
長ずるにつれ、逆にその苦さや味わいに惹かれ
いつの間にか大好物になるといったことがある。
自分も正しくそうだった。
最初は受け入れられなかったものが
時を経て好きになるというのは少なくないのではないか。
食べ物に限らず、書物でも音楽や映画
あるいはスポーツ、ファッションなどでもそうだ。
以前は面白く感じなかった、自分の趣味ではない、合わないと敬遠していたものに
再度あらためてトライ、試してみる。
すると、意外と その良さや本質がわかることもある。
それが
大人になること、成熟するということか!?
年を取ると、少しづつ記憶力は低下し、体力は衰えていく。
だが同時にその年齢になったこそ見えてくるもの、感じることも増え
また違った新たな世界が広がっているともいえる。
″何ごとも
物は試 し!″
という気持ちで、とにかくやってみる。
そういったことの蓄積がこれからの老いてゆく人生
彩り豊かなものにしてくれるのだろう。
齢を重ねるのも捨てたものではない!
そんな人生を、大いに愉しみたい。(o^-')b
本日は以上です。