弥 生 ・ 3 月 が ス タ ー ト ! | ✿ 日々是好日 ~ 降っても晴れても ~ ✿

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勤労学生時代から30年“喜怒哀楽”のサラリーマン人生を経て独立。数十店舗の外食企業が上場し全国700店超になるまでを経験。飲食業で育てられた男が、今度は “厳しくも愉しいホテル経営” に挑戦!「無常迅速、時人を待たず」を我が肝に銘じ。


『 春はあけぼの やうやう白くなりゆく山際

 

少しあかりて 紫だちたる雲の細くたなびきたる 』

清少納言・枕草子



現代語訳すると、「春は、あけぼの(夜がほのぼのとあけ始める)の頃がよい。

じょじょに白くなっていく山ぎわが、少し明るくなって

紫がかった雲が細くたなびいているのがよい」 という意味。

因みに、清少納言の父は、熊本にゆかりのあった清原元輔(きよはら の もとすけ)で

以前この記事で少し取り上げていた。
↓   ↓   ↓   ↓
http://ameblo.jp/j-turtle/day-20120907.html


ところで、3月は 「弥生」 

「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき) 」が詰まって

「やよひ」となったとされている。
弥生の 「弥(いや) 」 は、「ますます」・「いよいよ」などを意味し

「生(おい) 」 は、「生い茂る」と使われるように、草木が芽吹くことの意味だそうだ。

つまり 「弥生」 は、「いよいよ生まれる」 とか

「いよいよ生き生きとした季節になる」 という意味なのだろう。

日本では3月というと

年度替わり(学年や会計決算年度等)の時期としてのイメージがあり

月を通して卒業式や送別会が行われ、出会いや別れのシーズンでもある。

また、春休みに入ったり、月末には人事異動があったり

多くの学校・会社・官公庁などが引越しや移行作業

新生活の準備・始まりなどで忙しくなる。

そんなあわただしさのなかにも、しっかりと春の訪れを愉しみたい。

 

 





本日は以上です。