とらばーゆ | ✿ 日々是好日 ~ 降っても晴れても ~ ✿

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勤労学生時代から30年“喜怒哀楽”のサラリーマン人生を経て独立。数十店舗の外食企業が上場し全国700店超になるまでを経験。飲食業で育てられた男が、今度は “厳しくも愉しいホテル経営” に挑戦!「無常迅速、時人を待たず」を我が肝に銘じ。


懐かしい言葉を耳にした。

かれこれ30年くらい前だろうか
ボクらがまだ20代の頃の流行語である。

フランス語の「トラバーユ=仕事」の意味だが
ひらがなで書く「とらばーゆ」は、転職を指した。

一方、トヨタの高級車のテレビCMでは、「いつかは、クラウン」
という言葉も印象深い。

明日にまだ夢が持てた時代ということか。
ボクも夢見る若者たちの一人だった。

「とらばーゆ」、今の若者には通じないだろうが

現状に満足できず、新たな生き方を求める「自分探し」なる言葉ととも

もっと自分に適した仕事があるはずと

幸せの青い鳥を探し続ける旅人のように「とらばーゆ」を夢見る。

「青い鳥症候群」という言葉も囁かれた。


当時の若者も今や50代

その子どもたちも社会人となっている頃合だ。

以前にもちょっと書いたが、今年の新入社員に対するアンケートによると

「定年まで勤めたい」という人の割合が5割以上に上がったという。

2002年調査では2割弱しかいなかったというこから

この10年あまりで大きな意識の変化があっているということだ。

言うまでもなく現在は、青い鳥を探す環境ではない。

厳しい就職難が背景にあるという、あきらめも入った「安定志向」なのかもしれない。

一つの仕事を長く勤めあげるということは、それだけでも立派なことである。

入社1か月、新入社員諸君の居心地はどんなだろう。

連休も明け、五月病なる言葉もあるようだが
どんな職業だろうと、つまらない仕事はない。
最初っから面白い仕事もない。

学校の部活でもそうであったように

入部したての頃は球拾いばかりで先輩には締め上げられ練習はキツイ。

だけど試合に出られるようになると俄然面白さが増してくる。

しばらくの辛抱だ。

いづれ、居心地もよくなり仕事の愉しみも味わえるようになってくる。

顔晴って、まずは一歩、一歩 前へ進んでいこう!

 

 

 

 

 

 

 


本日は以上です。

 

 

 

 

 

 

 

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小さいから楽しいホテルの経営