あれから3年。
計り知れない深い悲しみと傷跡を残した東日本大震災。
吹く風はたしかに4度目の春の訪れを告げていますが
今なお、約26万7千人もの人々が避難生活を強いられ
多くの方が心に癒しきれない傷を負ったまま
いまだ復興が進まない寒い中佇んでいます。
私たちは、時間の経過とともに日常の生活にとりまぎれ
そうした過去や人たちに思いを馳せることが少なくなっていきます。
そして、いつしか、何ごともなかったかのように日々をすごすようになっていきます。
昨日、親戚の葬儀に参列しました。
私たち個人の人間にとって、自分の親や子供、また身内が一人死ぬということは
残された家族にとって、悲しみはとても深く辛いものです。
震災被害の何万何千通りという死に
それぞれが引き裂かれる思いを感じている家族や人たちがいて、悲しみに耐えているのです。
そう考えると震災被害の本当の「重み」がわかります。
もとより大きな災害や不慮の事故などに見舞われたとき
周囲がどれほどの災難にあった人たちの心中を汲み取り、辛さを分かち合いたいと望んでも
実際に経験していない以上、そうした方々の本当の気持ちは解せない。
しかしそれでもできることがあると思います。
それは、いつまでも忘れないこと。
その出来事を風化させず、困苦に耐えている人たちがいる人たちの心に
気持ちを寄せ合うことなんだろうと思います。
毎年来る、3.11という今日この日を
私たちはいつまでも忘れてはなりません。
本日は以上です。
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