今回はボクのこのシリーズでは登場するのが少ないであろう
白ワイン!(^▽^;)
『 ピュリニー・モンラッシェ ・ レ・シャン・ガン
(PULIGNY MONTRACHET LES CHAMPS GAINS)/ヴィンテージ2009年』
まず、生産地の確認から・・・
▼コート・ド・ボーヌ Cote de Beaune
コート・ドール地区(コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌ)の南半分がコート・ド・ボーヌ。
①ラドワから⑰マランジュの村までの約25Kmほどの地域。
中心の町はボーヌで、「ワインの町」として知られ、多くのネゴシアンの本拠地となっています。
毎年11月の第3日曜日に行われる「栄光の3日間」では競売が行われ
多くのワイン関係者や観光客で賑わう。
1. ラドワ・セリニイ Ladoix Serrigny
2. アロース・コルトン Aloxe-Corton
3. ペルナン・ヴェルジェレス Pernand Vergelesses
4. サヴィニイ・レ・ボーヌ Savigny-les-Beaune
5. ショレイ・レ・ボーヌ Chorey-les-Beaune
6. ボーヌ Beaune
7. ポマール Pommard
8. ヴォルネイ Volnay
9. モンテリ Monthelie
10. ムルソー Meursault
11. オーセイ・デュレス Auxey Duresses
12. サン・ロマン St-Romain
13. ピュリニー・モンラッシェ Puligny-Montrachet
14. サン・トーバン St-Aubin
15. シャサーニュ・モンラッシェ Chassagne-Montrachet
16. サントネイ Sanntenay
17. マランジュ Maranges
ピュリニー・モンラッシェはムルソーとシャサーニュ・モンラシェの間ににあり
ブルゴーニュ最高の白ワイン産地の一つ。
ボーヌ市から南西へ約10Kmほど下ったところにある人口450人ほどの小さな村です。
このワインの造り手は「ルイ・カリヨン」。
日本ではあまりスポットの当たらない造り手ですが、現地フランスでは、なんとあのルフレーヴ と同等
もしくはそれ以上の評価を受けている造り手なのです。
ルイ・カリヨンは1632年設立と古い歴史を持つ由緒正しいドメーヌ
(ブルゴーニュ地方に於けるブドウを栽培してワインを造る、ワインの醸造所のこと。
ボルドー地方における「シャトー」とほぼ同じ意味の言葉)で
日本で言えば江戸時代初期から現在まで続いていることになります。
しかし、実は「ルイ・カリヨン」としてリリースされるのはこの2009年が最後なのです!
2010年のヴィンテージからはドメーヌ・ジャック・カリヨンとフランソワ・カリヨンに分かれてしまった。
ピュリニー・モンラッシェ・レ・シャン・ガンは他のルイ・カリヨン所有の一級畑から少し離れた
サン・トーバンの隣に位置します。
熟成のポテンシャル十分! 最後のルイ・カリヨン!ということで仲間入りです。(^-^)/
飲みごろ:2019年~2023年
ブドウ品種:シャルドネ100%
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本日は以上です。