限られた時間を愉しく豊かに使う! | ✿ 日々是好日 ~ 降っても晴れても ~ ✿

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勤労学生時代から30年“喜怒哀楽”のサラリーマン人生を経て独立。数十店舗の外食企業が上場し全国700店超になるまでを経験。飲食業で育てられた男が、今度は “厳しくも愉しいホテル経営” に挑戦!「無常迅速、時人を待たず」を我が肝に銘じ。

 

時間が永遠にあるのなら別ですが

残念ながら私たちには

限られています。

 

現在の人間の寿命は

 

長寿を願う人たちに応えようと

さまざまな研究開発や医療の進歩

そして個々それぞれの努力によって

確実に長くなってきましたが

それでも時間は限られています。

 

それもいつおしまいになるかわかりません。

 

そう思うと、はなはだ心もとない限られ方だから

いつどこでおしまいになっても、これで

「よし!」 とする生き方をするしかありません。

 

であるならば

 

限られた時間を豊かに愉しく使いたいと思うのです。

時間は何もしなくても過ぎていきます。

お金は使わなければ減りませんが

時間は減っていきます。

 

だから何もしなくて過ごした時間は浪費となります。

時間を有効に使うということは

浪費時間を少なくすること。

 

その為の方法は二つあると思うのです。

 

一つは、「何事に対しても一生懸命取り組む」 こと。

夢中になっているとき

私たちはしばしば時の経つのを忘れます。

実際は三時間経っているのに、一時間くらいにしか感じない。

そんなときには時間を損したのではなく

得したと考えるべきです。

 

そしてもう一つの方法は、「目標を持つこと」

 

自分が今、なにをしなければならないか

それがはっきりしていないとき、時間は浪費されます。

目標があるとすべてがそれに向けて集約されていくから

時間の浪費は少なくなります。

 

つまり、目標を持って一生懸命生きれば

 

時間は無駄なく何倍にも使えるのではないでしょうか。

そして、本当の豊かさには

愉しみがなければなりません。

逆に、愉しみがあれば

傍目にはどんなに無駄な時間に見えても

その人にとっては充実した時間なのです。

 

「沈香(じんこう)も焚(た)かず屁(へ)もひらず」

 

(特によいところもなければ、悪いところもなく

ただ、平々凡々であることのたとえ) も いいですが

せっかく自分に与えられた限られた時間ですから

何らかの意味を見い出したいものです。

 

『恋愛論』を著したスタンダールの墓標には

 

「生きた、書いた、愛した」 と刻まれているそうです。

 

せっかくなら、こんな人生を送りたいものです。

 

 

 

 

 

本日は以上です。