ああしたい、こうしたいといろいろ思いながら
なかなかできないことがあります。
普段の生活で忙しく追いまくられていると
切歯扼腕の思いを抱きながらも
思ったことの10%もできないで時が過ぎてゆきます。
そういうとき心の解決策として誰もが思うのは
「ひまになったら絶対にやってやる」
こういった「・・・・たら」「・・・・れば」 という誓いです。
だけれどもそういうやり方、考え方ではダメだとおもうのです。
どんな状況にあろうと
何か一つ脇道にそれた何かを持っていないと
ますます余裕を失っていきます。
余裕というのはできるものではなくつくるものです。
花を愛でる心のゆとりを失ってはならないと思うのは
どんな状況であろうと、自分の住まいや職場等の
どこかに花を飾るくらいはできるのです。
たいした労力はいりません。
ただし一つ条件があります。
それは、自分でやることです。
奥さんや他の誰かがやってくれるとしたら
それに自分も参加しなければなりません。
人任せでいくら四季折々の草花などを飾っても
たいした効果はありません。
自分から注文を出したり、あるいは奥さんや子どもたちと
花・モノ談議のひとときを持つ。
そういう時間を無理やりでもつくることです。
もちろん、それは花でなくても家庭でトマトやきゅうり栽培でもいいし
金魚や熱帯魚を買うのでもいいと思います。
自然の美しさやモノ、動植物との共生感を失ってはならないと思っています。
単身赴任したある人は奥さんと三つの約束をしたそうです。(*^▽^*)
十種類の料理がつくれるようになること。
手紙又はメールを頻繁に書くこと。
そして部屋に花を飾ることの三つです。
実際に花を飾ってみて、その人はすごく勉強になったといいます。
花を飾ることがどれだけ心を和ませるかということがまず一つ
花や植物を長持ちさせる方法を教わり
その世話をしているうちに、それらに強い愛着を抱くようになり
そこからいまの環境問題にまで関心を持つようになったといいます。
ビジネスマンは普段の仕事やさまざま抱える問題や不安に
心がカサカサしがちですが、花一つ飾る習慣を持つだけで
大きく変身できるのです。
自分の感性を干からびさしてはいけません。
大切なことは、先延ばししないで触れてみることです。
その気になればいくらでもできます。
ところで先日、テレビ番組のタレントが考える名言集の中で
(カッコ)の中に言葉をいれなさいというお題
あるお笑いタレントが言った心に響く名言がありました。
「 後ろを向いている人間はさびしいね。
人生なんて前にしか進めないのに・・・」
本日は以上です。