昔から日本には言霊(ことだま)というのがあります。
言葉には魂(たましい)があるというのです。
ですから、なるべくいい言葉を選んで口にしようとしたのです。
「一期一会」 という言葉を知れば
この出会いがかけがえのない時間と思って過ごすでしょう。
言葉は世界を広げてくれるし、
心を育ててくれます。
日本人は特に、人の和を重んじてきました。
例えば
「縁」という言葉。
「ご縁」とていねいに使うことが多いです。
「これをご縁に・・・」
「よいご縁をいただき・・・」
結びつけてくれた人への感謝の気持ちを表しているのです。
出会いは第一印象が大切。
やはり笑顔が一番です。
花のように笑うことを「花笑み」というそうです。
ぱっと咲いた笑顔が感じられる素敵な言葉だと思います。
それでご縁もふくらんでいくのでしょう。
「ありがとう」という言葉。
感謝の言葉ですが、何度使っても色あせない言葉です。
ほかに「おかげさま」も、目に見えない力に感謝する
いかにも謙虚な日本人らしい言葉ではないでしょうか。
いまではあまり使われませんし知らない方も多いと思いますが、
「恩送り」という言葉がります。
「恩返し」と似ていますが、違うのは、直接恩を受けた相手以外にも
送り継いでいくことです。
江戸時代には普通に使われた言葉だとか。
現代にも「恩送り」の輪が広がっていけばどんなに素晴らしいことでしょう。
本日は以上です。
今、わが家の玄関に生けてある花“ストレチア” はなの魅力!見るたびに不思議な感じです。