今回目指した
とある場所とはここ!
阿蘇五岳の南麓に広がる高森町にある白川水系最源流
「高森湧水トンネル公園」 です。
現在とは町の様子も違う明治29年(日清戦争直後)頃、軍事産業路線として
熊本~延岡(宮崎)間の鉄道敷設の話が持ち上がりました。
それから37年、鉄道審議会が高森・日ノ影間の建設を決定。
昭和48年、高森~高千穂(宮崎)間について運輸大臣の認可がおり
高森トンネル(全長6,480メートル)の工事が始まりました。
高森駅が移転する予定だった高森トンネルの入口付近
ところが、昭和50年2月、トンネルの入口から約2キロの坑内で
毎分36トンの大量出水。 と 同時に、町にある湧水8ヶ所が枯れ
水道が断水してしまう事態となりました。
そのため、工事は一時中断。
その後、高千穂新線建設の計画自体が廃止となりましたが
日本国有鉄道再建法案成立により
高森トンネルとその周辺を親水公園として開放するための事業が進められました。
そして平成6年
掘削全長2,055メートルのうち550メートルを
毎年7月7日の七夕の日を中心に七夕まつりが催されています。
かえるの水飲み場でどーぞ
水分補給(*^▽^*)
トンネルの中に入ると短冊が用意されており
みなさんそれぞれ願い事を書き笹につるします。
様々な趣向を凝らして作りあげ
ライトアップされた約80基の七夕飾りが
薄暗いトンネル内の天井を利用してずらりと並び
トンネル内は、毎分32トンもの湧水が通路の間を
幅1m、深さ0.8mの水路がサラサラ流れ
気温は年間を通して変わらず17度!水温13度。
冷んやりと涼しい、まさしく天然クーラーです。(^-^)/
いやぁ~ キミたちも気持ちよさそうだねヽ(゚◇゚ )ノ
550メートルって、けっこう長いです。
こちらは全てペットボトルでつくられたものでした。
この水車は
マイクロ水力発電実証試験設備。
その先にあったのが ウォーターパール
写真をクリックして拡大して見て頂くと分かると思いますが
このウォーターパール
ふつうの水に特殊な音波を与え球体に変化させる噴水装置。
通常そのままでは水の落下速度が速すぎてボクらの目では1本の流水にしか見えません。
そこで、特殊ストロボライトを水に照射しその残像現象を利用し
球体に見えるようにシステム化したものです。
これが面白いのは、上から下へ流れ落ちるひと筋の流水が、ある瞬間
光のマジックで球体となり、時には止まったり、時には逆流したりします。
水がまるで輝く真珠のように見える、水と光のイリュージョンが楽しめます。
やっぱりみんな なるわなぁ・・・
・・・触ってみる (*^▽^*)
散策できる範囲の一番奥に水神さまが祀られています。
清水の恵みに感謝です!m(__)m
ふぁ~ !!
トンネルを出るとやっぱ暑かぁーっ! (~Q~;)
高森湧水トンネル
阿蘇郡高森町大字高森1034-2
0967-62-3331
入場時間
4月~10月/午前9時~午後6時
11月~3月/午前9時~午後5時
入場料金
中学生以上300円
小学生100円
本日は以上です。
熊本で遊ぶ。熊本でお仕事。どちらもお泊りなら
→ http://www.kamenoi.com/kashima/ (o^-')b
小さいから楽しいホテルの経営