住吉自然公園・紫陽花を愛でる! | ✿ 日々是好日 ~ 降っても晴れても ~ ✿

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勤労学生時代から30年“喜怒哀楽”のサラリーマン人生を経て独立。数十店舗の外食企業が上場し全国700店超になるまでを経験。飲食業で育てられた男が、今度は “厳しくも愉しいホテル経営” に挑戦!「無常迅速、時人を待たず」を我が肝に銘じ。

 

有明海に面した宇土(うと)市住吉町の住吉自然公園は

梅雨時季の“ あじさい ” が

一服の清涼剤として人々を楽しませてくれます。

 

自宅からほど近いこともあって今年も行ってきました。

 

 

有明海に突き出た小さい半島で、小高い杜の頂上には

古くから海上安全の守りとして崇拝されて来た「住吉神社」があります。

 

 


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訪れたのは6月10日の晴天の夕刻。

 

梅雨の花だけあって、やはり紫陽花は雨に濡れた姿のほうが

 

情緒があって好きなのですが、あいにくといいいますか

よりによってといいますかこの日の気温31度と暑っつ~い日でした。(^_^;)


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海岸線に沿ってアジサイは咲いています。


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6月の梅雨に入ると、雨にうたれて鮮やかに咲くアジサイは

七変化とも呼ばれるように色が変化していきます。

 

土壌の酸度により色が変化し、酸性だと青色

中性・アルカリ性だとピンク色や赤色になります。

 

 

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★住吉神社への登り口 

遊歩道を上がっていくと・・・


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★イギリスの海藻学者・ドゥルー女史記念碑


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この付近の有明海では海苔の養殖が盛んに行われていますが

海苔の胞子が貝殻に潜った糸状の生物(糸状体)を発見し

人々にとって悲願の海苔養殖への道を開いたのです。

まさに人工養殖の生みの親、今日の海苔養殖発展の恩人といえる人なのです。

 

 

★日本最古といわれている住吉灯台


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肥後細川藩6代藩主細川宣紀が江戸参勤の為山口県周防灘を航海中に

 

暴風雨にあい、住吉神社を遥拝して難を免れたお礼に

享保9年(1724)この地に高灯籠を寄進したのが始まりといわれています。

昭和8年にコンクリート造りの高さが22.1mの灯台が建設され、その後

昭和60年12月に現在の灯台が改築されています。

 

さらにそこから頂上を目指して登って行くと

「住吉神社」への石段が見えて来ます。

 

 

★住吉神社


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1071年、肥後国司・菊池則隆が海上安全の祈願所として

大阪の住吉神社の分霊を祀ったのが始まりといわれています。


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★毎年6月中旬頃(今年は6月17日)には“紫陽花マンドリンコンサートが

開催されるのがこの場所↓↓↓多くの見学客で賑わいます。ヽ(゚◇゚ )ノ


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「名にしおはば 仇にぞあるべき 風流島

波の濡れ衣 着るといふなり」 伊勢物語


(人の噂は仇のようなようなもので貴公子といわれても信じ

られません。風流島に寄せる波は、まるで白絹を着たよう

ですが、近くで見れば濡れ衣のようなものですから。)

 

 

有明海に浮かぶ「風流島(たはれじま)。


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★風流島(たはれじま)
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別名「裸島」ともいわれ

地元では「たばこ島」とも呼ばれています。

 

 

島というよりは岩場で

周囲が0.1kmに満たないため「日本の島数」には数えられませんが

頂上には高さ1.3m、幅1.1mの小さな鳥居があり

 

平安時代の伊勢物語や枕草子にも登場するという存在感をしめす島です。

奥に見えるのは金峰山です。

 

有明海から緑川を通り熊本に入るうえでの玄関口として

この地は海上航路の要衝であったことが偲ばれます。

 


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風に揺れるアジサイ、雲は緩やかに流れ、さざめく波の音。

潮の香りに薄らと差す夕刻の光が梅雨季の今を凝縮しているかのようです。

 

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本日は以上です。