明治の港町をつたえる世界遺産候補!
“三角西港(みすみにしこう)” は明治三大築港の一つと言われ
現在のJR三角線開業の12年前、明治20年(1887)に明治政府から派遣された
オランダ人水利工師ムルドルの設計によって築港されたものです。
三角港の貿易物資を運ぶためにつくられた三角線、先日アップした終点「三角駅」は
実はこの地になる予定だったのです。
しかし、地形の険しさなどから約2K東の現在の地に置かれました。
やがて、三角駅前に築かれた三角東港(現三角港)が栄え
この三角西港は寂れていきましたが、おかげで三角西港には
明治当時の石積埠頭や施設がそのまま残っているのです。
開港後は、熊本県唯一の貿易港として、また高い土木技術がうかがえる
ヨーロッパ風の町並は15もの国指定文化財をもつ、県の至宝となっっています。
開港時に存在していた旅館を復元。
明治26年には小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が滞在。
紀行文「夏の日の夢」の舞台となった。
館内には当時の様子などが紹介されています。
大正7年
明治天皇御即位50周年を記念して
頌徳記念館として建設。
★アコウの木
三角西港の設計者ムルドルの名にちなんでつけられた建築物。
現在は地元三角町の伝統工芸品や特産物の展示販売を行う物産館。
約120年前に建てられた回船問屋。
沿岸航路で旅客、貨物輸送の取次ぎを行い
三角港ができるまで大いに賑わっていた。
当時の面影を色濃く残す湾岸施設の一つ。
★三角築港記念館(和蘭館)
埠頭に面して立ち並んでいた荷役倉庫の一つ。
土蔵造りの建物で、現在はカフェレストランとして営業。
★和蘭館(おらんだかん)
ここはボクの好きな場所の一つです!(^∇^)
海側のテラス席は、朝陽や夕景の絶景スポットとしても人気!
ここで静かにコーヒーを飲みながら海をボーッと眺めていると
とても心地よくリラックスできるとです!!(*^▽^*)
左側には石積みの排水路が通っています。
正面の階段を登った左手にあるのが、「法の館」(旧簡易裁判所)です。
★法の館
明治23年に閉庁され、後当地に移築。
裁判が擬似体験できる子供法廷や法に関する資料が展示されています。
昔の学校のような懐かしい雰囲気を味わえます。
そしてこの「法の館」と反対側の右手の方へ行けば
九州海技学院(旧宇土郡役所)があります。
明治35年宇土郡役所として建設され
現在は海技学院(船員の養成)として利用されています。
海側に戻りまた石積み埠頭に立つと
夕刻近い海で、天草五橋の1号橋をバックに
かもめが気持ちよさそうに飛んでいました。
天草へは、この橋を渡って行きます。
いつになるか、わからんばってん
天草も案内するよ!('-^*)/
その日まで待っとってネ!
三角西港、詳しくは
↓ ↓ ↓
本日は以上です。
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