今の日本は少子高齢化やグローバル化が進行し、経済は低成長下にある。
社会や経済環境が大きく変わった。
先行き不透明で長期化する経済不況のなか「終身雇用」を希望する若者が増加しているという。
学校を出て就職し会社人間となって、会社に身柄をあずけ
会社に人生まで決めてもらうつもりでいる人が増えているということか。
かつて日本も、高度経済成長期を経験してきた中で
「日本的な終身雇用や年功序列は
会社への忠誠心と帰属意識を高めるよい雇用である」 と
外国からさえも評価される見方があった。
終身雇用や年功序列は「与えられたもの」という側面があ
、皆が会社に帰属して、文句も言わず盲目的に働くことが
確かに高度成長期の強みだったのだろう。
しかし、彼らが幻想を抱いている終身雇用や年功序列は
日本経済や人口構造からしてももはや維持できるものではない。
そういったことが揺らぎ始めた現在
会社に身柄をあずけ
人生まで決めてもらうような生き方はもうできないと思った方がいい。
多くの人は、「フリーターになったら一生が終わる」ことも知っている。
だから“安定”を求め就職観も保守化しているのは理解できないことでではない。
だけれども、「自分の人生は自分で決めなければならない」。
会社というところは、何事もなければ定年までは稼がせてくれる。
それだけのところだ。辞めたら何のかかわりもない。
しかし、そこから先の人生がこれからは長い。
現在日本人の平均寿命は
女性86.39歳・男性79.64歳で、男女合わせると82.7歳。
100歳以上も多くいらっしゃる
世界1位の長寿国である。
20年・30年の長い年月にわたる人生のシナリオを
フリーハンドでつくらなけらばならないのである。
これを厳しいと感じる人は甘ったれ根性の人である。
子どものときには親から進路を決められ、長じて会社に全てをゆだね
では、いったいどこに自分の人生があるのか。
長寿社会になったことは、定年後に本当の自分の生き方ができるという点で
本当に素晴らしい時代になってきたとおもう。
ただし、この人生後半戦を楽しく幸せに生きるには
そのための準備が必要だ。
一番は、心身ともに健康であることは言うまでもないが
お金だけでもなく、何をするかも含めてだ。
40歳過ぎたらじっくりと計画を立て、できることなら50歳代から実行に移した方が良い。
と、ボクはある方から若いときアドバイスを受けた。
何も看板になるまで会社にねばっていることもなかろうと・・・。
40歳代でウォーキングを始めたり、ジムにかよったり
50歳代の現在、こうして書いているブログも
実はある意味自分の後半戦への準備の
ひとつなのだ。(*^▽^*)
本日は以上です。
熊本で遊ぶ。熊本でお仕事。どちらもお泊りなら
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小さいから楽しいホテルの経営