いつどこで書き写したであろうものか覚えてないが、
昔の古い1冊のノートに、このような話、文章が・・・
人間のこころは常に変わりどうしである。
あんまりころころ変わるから“こころ”と名付けられたそうな。
「こころころころ、ころころめぐる。」
人のこころは、とどまるということはない。
どんなに固い決意をしても、約束をしても、
そのこころが変わるのだからどうしようもない。
だから人間のこころはあてにならないもの。
でも、
人間は何か確かなものをつかみたいと思って求めている。
確かなものというのは、永遠に変わらず続くものと言ってよい。
確かな「愛」、或いは地位、名誉、財産・・・。。。
政治家は自分の地位を確かなものにするのに躍起である。
サラリーマンは、会社にすがっていれば安心というわけにはいかず、
何か手に職を・・・と言っても古めかしくさえ感じる。
確かなものってあるのだろうか・・・。
どんなに高い地位を得ても、一瞬にして崩れ去る例は後をたたない。
昨日まで、先生と言われていた人が今日は鉄格子の中ということも
いくらでもある。人気歌手や芸能人が自ら命を絶つ例も後を絶たない。
もはや、地位を得れば得るだけ不安になるのが世の常である。
それを手にした人のこころが変わりどうしなのである。
“愛は永遠”というのはそうあって欲しいという人間の願いである。
そう願わざるを得ないということは、現実はそうはいかないという
ことである。
つまり、求めるものも続かない、求める人間のこころも続かない
のだから、それによって得られる幸せも続かない。
しかし続くものが欲しい。欲しいけど得られない。
そこに人間の苦しみの姿がある。
逆にいうと、この世の中がどんなに変わろうと、どんなことが起き
ようと、変わらない心が得られたなら、何もなくても安心と満足が
得られるのだろう。
ボクの好きなコトバ!
『しあわせはいつも、じぶんのこころがきめる』
“こころころころ”は、やっかいだけど全て受け入れての
自分づくり。それもまた楽しい!・・・・持ち味となる。
自分をごまかしていると
本当に欲しかったものがわからなくなるのです。
ということで、吉田拓郎の『流星』をどうぞ。
ボクの大好きな曲です。 詩がこころをくすぐります。
