こんなところに、誰が泊まるの・・・・? | ✿ 日々是好日 ~ 降っても晴れても ~ ✿

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勤労学生時代から30年“喜怒哀楽”のサラリーマン人生を経て独立。数十店舗の外食企業が上場し全国700店超になるまでを経験。飲食業で育てられた男が、今度は “厳しくも愉しいホテル経営” に挑戦!「無常迅速、時人を待たず」を我が肝に銘じ。

 

すすめられるがままに始めたブログもひと月が経ち

オヤジが、経営者が、こんな稚拙なものでいいのか?

という気持で書いています。

 

毎日、多くのペタってのをいただいて、ありがとうございます。

 

でも、いろいろな使い方がまだよく分かってません。(失礼はお許しを)

 

始める前までは、ちょっと堅い内容のものを考えてましたが

 

いろいろ他の方のを見ているうちにすぐに考えを改めました。(*^▽^*)

 

 

だけど、たまには自分の仕ビジネスに関係することも少しは書きたいと思います。

 

 

 

興味がない方は、どうぞ飛ばしちゃってください。(‐^▽^‐)

 

 

 

今日は、ボクが ≪小さいホテル≫ を始めるにあたり

 

 

それを 『 ど こ に 』 作るのか?

という立地のことにちょこっと触れます。

 

⇒ 先にちょっと触れたブログはこちら
 

 

従来ホテルの立地は、観光地を含めたリゾート・関係のホテル以外は

 

駅前周辺や繁華街か、その近くで人の密集地帯です。

 

別な言い方をすると、ダウンタウン(down town) や

 

アーバンエリア( urban area) というところです。


一方で、特に高度成長期より、流通業界の目覚ましい発展に寄与した地帯が 

サバーバンエリア(suburban area)です。

 

つまり、古くからある市街地に対して2~30キロメートル程離れた外側の地域に

新しく生まれた住宅地帯で、子供もいる比較的若い購買力も大きい世帯です。

 

 

現在の大型のショッピングモールや物販・飲食チェーン等が

 

こぞって、そのロードサイドに場所取り合戦を繰り広げ発展してきた地域です。

 

それは、地価が安く、十分な広さ・駐車場の確保等できるからなのです。

 

 

ま、もっともボクがいた前職の飲食チェーンでは、さらに民家もさほど

 

見当たらないような田舎の、田んぼの中や山の中に作って成立させて

いったような驚きの事例も多くありますが・・・(笑)。

それはともかく

近年は、これに伴い、ビジネス形態のホテルを中心に同様な動き

 

つまり、郊外のロードサイドに作るホテルが出てきました。

 

そうした中で、ボクが考えた出店立地の条件は

 

 

 

・当然駅前、市街地とは一線を画する。基本は郊外ロードサイドで

 

さらに競合するホテルがない。

もっと言えば他社が絶対に作れないところ。

 

・必要な土地の広さは、300坪~600坪。(土地の形状により異なる)

 

 

・現時点の環境で客室稼働率60%以上が見込めること。

 

 

・将来の発展の可能性が見込める地域。

 

 (人口・事業所・企業・工場・IC道路・スポーツ文化施設

 その他集客施設等の増加)

 

・近くにコンビニと飲食店が徒歩2~3分の圏内にあること。

 

 

・公共下水が通っていること。

 

 

・土地は借りる場合は坪1000円を上限。(400~700円が望ましい)

 

 購入する場合は坪5~7万円程度。

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・等々で

物件探し交渉に約3ヶ月、車で県下 くまなく走り回りました。


結果・・・・・・・そんなところありません!!(>_<)

 

 だよなぁ・・・。

 

 

というか、あらゆるいい場所と思えるところは

 

市街化調整区域で押さえられており

ホテル等は建築制限があって、建てられないところが多いのです。

 

改めて、ホテルというものの参入障壁が高いのが分かりました。

 

 

飲食店やGSだと作れるんですけどね。

 

 

        

 

しかし、最後の最後に出てきたんです。

 

現在の場所が!

 

 

自分はなんて運がいいんだろう。

 

 

ホントその時は思いましたよ。(°∀°)

 

 

もちろん、先に上げた条件がすべて当てはまるということはないです。

 

建築中、よくご近所や通りすがりの方々から異口同音に言われました。

 

 

 

「こんなところにホテルが建つんですか?」

 

 

「どういう人が、 誰が泊まるの?」

 

 

私 : 「 さ~どういう人が泊まりにくるんでしょうねぇ~(笑)」

 

 

 

 

 

しかし、自分には内心勝算はもちろんありました。

 

 

                               

                           勘ですが・・・(笑)

 

 

 

今日はこれまで。 

 

 

 

 

 

小さいから楽しいホテル経営