ここのところ、下の子の受験本番直前と言う日々の中で
ネガティブな言葉を発する子供の様子を見ながら思うこと。
昔の私だったらきっと「そんなんじゃダメだ」
「もっとポジティブに、無理してでも笑っていかないと。もっと落ちていくよ」
と、叱咤激励していただろう。
しかし、今は違う。
彼女は強い。口で言っているほど弱ってはいない。
声に出す事で発散しているのだ。
顔を見ればわかる。
このままじゃダメってこと、本人が一番わかっている。
そして、心の中ではかなりポジティブすぎる自分がいることも。
こんな時、親の私は、いつものように笑顔で、いつもの私でいることが大事。
そして、時間がゆっくり流れるのを慌てずに深呼吸しながら待つ。
心から信頼できていると、「待つ」ということもこんなに穏やかにできる
ということを、下の子から学んだ。
人って皆一緒じゃない。
その人、その人の性格に合ったやり方がある。
最近、ネットなどでいろいろな情報が大量に入ってきますが
皆さんは本当に自分にとって大事な情報だけを手にしているでしょうか。
あの人の成功例、この人の成功例。
もちろん、参考になる部分もたくさんあります。
でも、本当に大事なことは
一般論とか、情報とか、噂とかではなく「しっかりと相手を見る」ということ。
特別なことなんてしなくていいのですよ。
普通に過ごす日常で顔を合わせている時間を大事にしておけばいいのです。
なんとなく、スマホばかり見ていたりしていませんか?
今、目の前にいる相手と過ごす時間を大事にしてくださいね。