心霊現象はありません(「東京ロンダリング」 原田ひ香) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

今日は更に暑かった。

 

もうほぼ40度の日々。

 

地球はどうなるんでしょうか?

 

さて恒例の夜中の本紹介。

 

「東京ロンダリング」 原田ひ香

 

最近原田作品よく読んでるな~。

 

100円で探すとある時に買わないと無くなってしまうので、偶然原田作品多く見つけられてます。

 

既に映像化もされている今作。

 

さてどうでしょうか?

 

主人公は地震の浮気で離婚されてしまい、その後軽い引きこもりに状態になったアラサー女性。

 

しかもその浮気も後々離婚したかった夫に仕掛けられた事を分かります。

 

活きる気力もお金も無くなった主人公に一つの仕事が舞い込みます。

 

それは事故や自殺や自然死で人が亡くなった物件に一月住み込み、部屋のロンダリングをする仕事。

 

霊的な体質でもないし、兎に角一月でその場所を離れられるので、余計な人間関係を築かなくて良いという気軽さが気に入り受ける事になります。

 

順調に仕事をこなし、とある物件に移り住む事になります。

 

そこで出会ったお節介な大家のすすめで、昔からある町の定食屋でアルバイトをする事になります。

 

その事で主人公の気持ちに変化が訪れます。

 

果たして主人公の行方は?

 

東京という町に住んでれば瑕疵物件なんて言うのは腐る程あるんでしょう。

 

その点を上手く物語にしたと思います。

 

後半余りロンダリングと関係ない話になるのは賛否あるかもですが、面白かったです。

 

既に続編もでており、GETしてありますので、また紹介します。

 

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