家族観や宗教観を問う映画(「ザ・ホエール」 ダレン・アロノフスキー監督)  | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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今週はA24映画紹介特集週間。

 

二日目はコチラ。

 

「ザ・ホエール」 ダーレン・アロノフスキー監督

 

主演を務めたのは(ハムナプトラ)とかで大人気だったブレンダン・フレイザー。

 

マッチョで二枚目だったのに、見る影もなく太ってオジサンに。

 

そして更に特殊メイクで272キロの巨体となり主演してます。

 

その努力が実り見事アカデミー賞主演男優賞受賞。

 

これでA24制作から、主演女優&男優選ばれたという事になります。

 

凄い!

 

さて内容はどうでしょうか?

 

主人公はボーイフレンドを亡くして以来、現実逃避から過食状態になり健康を害してしまった40代のゲイ男性。

 

亡くなったボーイフレンドの妹の看護師の助けを受けながら、オンライン授業でエッセイを教える講師として生計を立てています。

 

巨体の為心不全の症状が悪化し、命の危険が及んでも病院に行くことを拒否し続けている状況ですが、自分の死期がまもなくだと悟ります。

 

なので8年前、ボーイフレンドと暮らすため家庭を捨てて以来別れたままだった娘に再び会おうと決意します。

 

再会した娘は学校生活や家庭に多くの問題を抱えていた上、自分を捨てた主人公にも敵意丸出しの状況です。

 

学校も休みがちで卒業が危うい為、提出する感想文を手伝う約束をして日々会う事になります。

 

娘との絆と取り戻す為の五日間を描いた物語。

 

初めに驚くのやはり主人公の姿。

 

特殊メイクだけど、かなりインパクトあります。

 

しかしそのインパクトが霞む位、5日という短い期間ですが、家族観や宗教観を織り込んだ考えさせられる映画でした。

 

ホラー映画からシリアスまでA24は面白い。

 

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