今週はハリウッドを意識したアジア映画紹介特集週間。
初日はインド映画。
「バンバン!」 シュダールト・アーナンド監督
今作は2010年にハリウッドで公開された(ナイト&デイ)のリメイク作。
本家はトム・クルーズとキャメロンディアスの人気俳優コンビ。
さてどうでしょうか?
冒頭インドの国際指名手配犯がロンドンで捕らえられるのですが、本国移送前に仲間が拘置所を襲撃し、脱走に成功するシーンから始まります。
場面は変わり、インド産で世界最大のダイヤモンドを、主人公の盗賊がロンドン塔から盗み出します。
依頼相手に渡そうとするのですが、値段交渉で決裂し、命まで狙われる様になります。
一方北インドで暮らし、祖母の面倒をみながら銀行員として働く女性は、出会いを求めて旅に出ます。
レストランでマッチングアプリで知り合う予定だった男性を待っていると、別の一人の男性と知りあいます。
それが主人公の盗賊で、二人は瞬間で恋に落ちます。
しかし命を狙われる身の主人公なので、何も知らない彼女はドンドン厄介事に巻き込まれていきます。
そしてダイヤを狙ってるのが、脱獄した国際指名手配の男と分かります。
果たしてその男はダイヤを何に使うつもりなのか?
そして二人の運命は?
と言う物語。
ハリウッド版とは少し設定が違ってますが、立場の違う他人同士が恋に落ち、厄介事に巻き込まれていく展開は同じ。
最大の違いは、ハリウッド版はもっと軽快でコメディー色が強い。
そしてインド版はコメディー色が薄目で、アクションシーンがド派手。
どうなんだろう?
個人的にはこの物語は、ハリウッド版の軽快な感じが似合う気がします。
トムとキャメロンならではの良さもあったからかもしれないけど。
インド版も負けずに美男美女だけど、少し重い気がするな~。
RRRでインド映画に嵌った人には、楽しめると思います。
2014年の映画が今更日本公開と言うのも、RRRのお陰ですね。
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