今週は実話がベースの映画紹介特集週間。
最終日はヒットメーカーの自伝的作品。
「フェイブルマンズ」 スティーヴン・スピルバーグ監督
ジョージ・ルーカスと並び、ハリウッド映画の発展に必要不可欠だった存在。
私も子供の頃に物凄く影響を受けた監督の一人です。
ジョーズにETに未知との遭遇はリアルタイムに映画館でドハマりして観た作品です。
今作はルーカスの子供の頃の事実を元に映画化された作品だそうです。
そてどうでしょうか?
物語は第二次世界大戦後のアメリカ。
有能な科学者の父と、元ピアノ弾きの芸術家肌の母親の元に生まれた少年(スピルバーグ)が主人公。
両親と初めて映画館を訪れ(地上最大のショウ)を見た少年はたちまち映画に夢中になります。
それ以来、自らも8ミリカメラを手に、家族の休暇や旅行を撮影し、妹や友人たちをキャストに作品を制作するまでとなります。
才能豊かである母親は応援するが、有能な科学者の父は不真面目な趣味だと考えていました。
やがて一家は父の転職でニュージャージーからアリゾナ、そしてカリフォルニアへと引っ越しを繰り返します。
キャンプや日常の何気ないシーンをカメラに収め続ける主人公。
しかしその事がある秘密を暴いてしまうんです。
果たしてその秘密とは?
と言う物語。
戦争に勝ったアメリカの好景気だからこそ出来た生活。
そしてお金のある家庭だからこそ簡単に買えた高価なカメラ。
やはり才能だけでなく環境も必要だという事がよく分かります。
スピルバーグには当然才能もあったんだけど、恵まれた環境は無ければ生まれてなかったんだろうな~。
正直スピルバーグ監督は1990年後半の(プライベイト・ライアン)以降パッとする作品出してない気がします。
今作は久々に面白かったです。
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