皆さんこんばんは。
恒例の夜中の本紹介。
「君に光射す」 小野寺史宜
エエ話が持ち味の小野寺ワールド。
今作も間違いなく良い話の香り。
さてどうでしょうか?
主人公は警備会社の警備員をするアラサーの青年。
子供の頃に両親を亡くし、祖父母に大学まで出して貰いました。
その恩に報いる為に小学校の教師になるのですが、とある出来事で辞めてしまいます。
もう人と関わる仕事をしたくなくて、選んだのが警備員でした。
不規則な生活にも慣れてきたころ、商業施設の巡回中に、小学生の女子がおばあさんのかばんを盗るところを目撃します。
二度と関わらないと決めていたのに、少女の事が気になりかかわりを持ってしまいます。
果たして少女の抱える問題とは?
そして主人公の未来は?
と言う物語。
安定して良い話です。
ファンなら満足いくのではないでしょうか?
只何時もと違い何となく作為的と言うか、現実味が薄い気がしました。
あくまでも個人的感想ですけどね。
クリックしたらアマゾンに飛びます↓