皆さんこんばんは。
今夜は大学のサークルの後輩たちが来てくれて賑やかな一夜でした。
さて恒例の夜中の本紹介。
「クリーピーゲイズ」 前田裕
衝撃的なデビュー作で映画化もされた(クリーピー)。
その後も凄い作品を書き続けている前川さんですが、シリーズ化してるのは(クリーピー)のみ。
今作が5作目です。
さてどうでしょうか?
主人公は今作も犯罪心理学者にして大学教授の高倉。
自身ののゼミ生の女学生が、塾講師募集の面接に行ったのち姿を消します。
一方同時期に高倉の妻は、友人と参加したバスツアーで、高倉を知っているらしい気味の悪い男と接触をします。
その話を聞いた日の夜遅く、何者かが高倉家の扉を激しく叩き、警察沙汰になります。
その事を切っ掛けに不穏な事が主人公の周りで起き始めます。
果たして、女学生の失踪と主人公の周りで起こる不穏な事件は関係があるのか?
という物語。
シリーズものでは無いフェイクドクメンタリー系小説では頂点を極めた印象のある前川さん。
でもこのクリーピーシリーズは一作目を全然超えられなかった。
今作は要約、そこそこお勧めできる作品となっています。
不穏な空気感と気味悪さは一作目に通じるものがあります。
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総てはこの傑作から始まりました。読まなければいけない一作です↓