生きるのは辛いもの、だから甘いもんが必要なんだ(「最高のアフタヌーンティーの作り方」古内一絵) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

今夜は平日にもかかわらず名古屋からのお初のお客さん。

 

楽しい時間を過ごせました。

 

感謝です。

 

さて恒例の夜中の本紹介。

 

「最高のアフタヌーンティーの作り方」 古内一絵

 

(アカン・マラン)シリーズのヒット依頼人気の古内作品。

 

最新作をお客さんにお借り出来ました。

 

感謝です。

 

さてどうでしょうか?

 

物語の舞台は、美しい日本庭園が有名な老舗ホテルのラウンジ。


主人公は二人。

 

一人は入社7年目にして希望していたラウンジに配属されたアラサー女性スタッフ。


もう一人は文字を認識する能力が弱い障害を持つラウンジの男性シェフパティシ。


この二人の視点で物語が描かれていきます。

華やかなアフタヌーンティーの裏舞台には、サーブするスタッフ、お菓子を作るパティシエ、サンドイッチなどを作るシェフなど、性別・年齢・家庭環境なども様々な人たちが登場します。


また、それを楽しみに来るお客様たちも様々。

 

各章でそれぞれ別の人間に視点を合わせて人の人生を描いていく連作集です。

 

古内作品は読むとどれも品を感じるのが凄い。

 

古内さん自身がそういう人なんだろうな~。

 

今作も品に溢れたエエ話でした。

 

印象に残った言葉があるので書いておきます。

 

(現実なんてのは、いつだって厳しいもんだ。それが分かった上で、美しい面をみるのも一つの覚悟だ)

 

物事には必ず表と裏があり綺麗ごとだけじゃ生きて行けない。

 

でもそれを分かった上で綺麗な面しか見ないという生き方もある。

 

そうなれたら人間強いのかもしれないですね。

 

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