今シリーズに集中して!(「よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続」 宮部みゆき) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

台風後の今夜は一気に秋の気配。

 

エアコンなしで寝れそうです。

 

さて恒例の夜中の本紹介。

 

「よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続」 宮部みゆき

 

後期宮部作品の中で一番安定感のあるシリーズ。

 

最新作ですがお客さんにお借り出来ました。

 

感謝です。

 

さてどうでしょうか?

 

聞き手がおちかから次男坊・富次郎に代わって三作目。

 

今作は二作の長編と一作の中編の三作が収められています。

 

(賽子と虻)(土鍋女房)(よって件のごとし)の三作ですが、今作は日本昔話の様な読了感ありました。

 

そして表題作は(ひとでなし)と呼ばれるゾンビが大暴れする物語!

 

遂に宮部作品にもゾンビが登場する時代になりました。

 

富次郎に代わって正直トーンが落ちていたんですが、今作は面白かった!

 

宮部さん時代物のシリーズを他にも色々と書いてるけど、このシリーズの集中した方が良いのではないでしょうか?

 

一番安定しているし、今作含めた8作品で34話しか書けてない。

 

タイトルにある百作にはまだまだ先が長い!

 

なので今シリーズに集中してぜひ完結して欲しいと思うのは私だけではないと思います。

 

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