皆さんこんばんは。
雷がゴロゴロ鳴っております。
そして安部さんお亡くなりになりました。
関係ない事だけど、世界中がキナ臭くなってます。
世界大戦への布石の様な事件でした。
そんな世の中ですが、私は相も変わらず本読んで映画観てます。
さて恒例の夜中の本紹介。
「護られなかった者たちへ」 中山七里
現在日本で一番の多作作家であります中山作品。
衝撃的デビュー作依頼、安定感のある作品を沢山出してますが、デビューの時の満足感は中々超えられなかったんです。
でも今作は中々良かった!
久々に皆さんにお勧めできる読了感でした。
物語は奇妙な殺人事件から始まります。
身体をガムテープで縛られ、人が中々来ない場所に放置され餓死させられるという事件が起こります。
初めは猟奇殺人を疑うのですが、同様の第二の殺人が起こり、怨恨の線で警察は捜査をしていきます。
その理由は殺された二人が以前生活保護課で一緒に働いていた事実が判明したからです。
そして容疑者として名前が挙がったのが、8年前にこの生活保護課で暴力をふるい、実刑判決を受けて最近出所してきた青年。
刑事はこの青年を犯人と予想し監視を始めます。
ここで時代は8年前に戻り、青年が何故生活保護で暴れた理由が描かれます。
果たして犯人は青年なのか?
という物語。
ミステリーを死ぬ程読んでいるので、後半真犯人が私には分かってしまいましたが、中々面白かった。
本をあまり読まない人なら、まんまと騙されると思います。
生活保護の闇や、各社社会もリアルに描かれてて、読みごたえもあります。
既に映画化されています。
大好きな瀬々敬久監督作品なんで、100円レンタルになったら観てみます。
面白かった!
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衝撃的だったデビュー作。二転三転するラストは驚きました↓