皆さんこんばんは。
明日は朝一魚市場の日なので早く寝ます。
その前に恒例の夜中の本紹介。
「人類滅亡小説」 山田宗樹
ここ数年SF作品が続いている山田さん。
(ギフテッド)(代体↓)と続いて今作もSF。
体は単なる入れ物なのか?(「代体」 山田宗樹) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら (ameblo.jp)
さてどうでしょうか?
物語は空に突如として赤い雲が発生した事から始まります。
その雲の中では細菌が繁殖し、気圧か何かの関係で時折地上に降りてきて、その雲に包まれた地域は空気が薄まり人が死んでしまいます。
このまま行くと人類の生存は後二百年。
政府は循環システム完備のシールドが作るのですが、総ての国民を受け入れるわけにはいかず、AIで抽選する事になります。
シールに入れるのは千人に1人。
一方グレートエンディングと言われる全国民が一斉に死ぬ思想が支持を受け、人間爆弾を利用したテロをシールド内で起こそうと言う計画が持ち上がります。
果たして人類の未来は?
と言う物語。
設定はかなり面白い。
風呂敷を広げた話も一応はちゃんとまとまっているのは流石山田さん。
でもどうなのかな?
個人的には山田さんとSF小説の相性は正直余り良いとは感じてないです(上記の二作読んだ時も)。
持ち味は違う作風にあると思うのですが、皆さんどうでしょうか?
筆力はある人何で普通に面白いし読めるけど、SF以外の作品をそろそろ読みたいです。
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