地味で泥臭いけど刺さる映画(「いつくしみふかき」 大山晃一郎監督) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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昭和の香りがする邦画紹介週間二日目。

 

「いつくしみふかき」 大山晃一郎監督

 

銘倍プレイヤーの一人である渡辺いっけいさんの初主演作品だそうです。

 

ジャケの印象が良く何となく観た一本です。

 

さてどうでしょうか?

 

主人公は30歳になっても決まった職に就けず、いつも母親に迷惑をかけてばかりいる小さな村に住む青年。

 

実はこの息子の父親は、30年前に村にフラッとやってきた男で、村人皆を騙して最後にはお金を持ち逃げした事から、村人総てから悪魔の子として疎ましがられていました。

 

再び村で空き巣が連続する事件があり、容疑を疑われた主人公は母親に連れられ知り合いの教会の牧師の元に預けられます。

 

一方悪魔と呼ばれた父は、未だに悪行三昧の日々で、若い手下を騙して小銭を稼いでいたのですが、警察に追われ同じ牧師の元に匿って欲しいとやってきます。

 

牧師は二人が親子と知っているのですが、二人は知らぬまま共同生活が始まります。


果たして二人の行く末は?

 

と言う物語。

 

物語の展開は超ベタな昭和の香臭プンプンです。

 

なので泥臭くて地味だけど、結構目が離せないし刺さるものがある不思議な映画でした。

 

讃美歌のタイトルを持つ意味も、最後には分かるので、エンディングも中々良かったです。

 

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