上手いと言えば上手いけどな~(「灼熱」 秋吉理香子) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

恒例の夜中の本紹介。

 

「灼熱」 秋吉理香子

 

映画化された(暗黒女子)やドラマ化された(絶対正義)で人気作家となりつつある秋吉さん。

 

見つけたら読んでますが、結構当たり外れが多い。

 

今作はどうでしょうか?

 

主人公は優しい医者の夫と暮らす主婦。

 

しかし彼女には秘密がありました。

 

実は名前も戸籍も本物ではなく、整形までしていました。

 

その理由は愛していた夫が今の夫が殺したという確信があり復讐をする為でした。

 

しかし日々の暮らしでは夫は本当に優しく、段々殺してはいないんじゃないかと思いなおす時も出てきました。

 

しかしある日夫残したノートを見つけてしまいます。

 

そこには想像もしない秘密が書いてあったんです。

 

果たしてその謎とは?

 

と言う物語。

 

最後で色んな事が反転するのは上手いです。

 

流石だな~と思います。

 

ただ何か展開が軽いというか薄い。

 

読み易いという点では良いんだろうけど、個人的には人物の感情の深みとかあればもっと良いんだけどな~。

 

望み過ぎか!

 

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