夏みたいに暑い午後。
観たかった藤井監督の映画を観ました。
「宇宙で一番あかるい屋根」 藤井道人監督
(新聞記者)で一気に有名になった藤井監督。
今一押しの若手女優・清原果那と大女優・桃井かおりのW主演と聞けば絶対観ないといけないやつ。
さてどうでしょうか?
主人公は14歳の中学生の少女。
優しい父と育ての母親(妊娠中)と三人で暮らしています。
別段何か嫌な事があるわけではないけど、家にも学校にも居場所のなさを感じていました。
そんな彼女が唯一落ち着くのが古びたビルの屋上で星を眺める時。
ある日何時もの様にビルの屋上に行くと、見知らぬおばーさんが居ました。
そのおばーさんは何処か現実味がなく、でも何処か懐かし存在であり、何時の間にか二人は何でも話すようになります。
おばーさんは孫の住む赤い屋根の家をここから探しているというので、彼女も探すのを手伝う事に。
果たして赤い屋根の家は見つかるのか?
という物語。
児童書が原作なんでホッコリしたエエ話です。
藤井監督作品でなければ良作として紹介した一本。
でもな~藤井監督である必要性は全く感じなかった。
主演の二人も実力ある二人だから、当然納得のいく演技は見せてくれているんだけど、それ以上ではなかった。
清原果那はもう少し陰のある役の方が引き立つし、桃井さんも中途半端な役作りだった気がする。
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やはり藤井監督は血とバイオレンスがないとね。
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