皆さんこんばんは。
ん～平日はもう休んでも良いかもしれない程静か。
ホント色々と考えないといけない時期ですね。
さて恒例の夜中の本紹介。
「あの日、君は何をした」 まさきとしか
初読の作家さん。
帯のコメントにひかれ読んでみました。
さてどうでしょうか？
物語は一部と二部に分かれています。
第一部の舞台は北関東の前林市で夫婦と娘と息子四人で幸せに暮らす家族が主人公。
ある日息子が連続殺人事件の容疑者に間違われて蛍雪に追われ事故死したことによって、生活が一変します。
母は真面目な息子が何故親に内緒で深夜に家を抜け出し、自転車で何処へ向かっていたのか？
狂気の様にその謎を探る物語。
第二部は１５年後の東京。
主人公は旦那と幼子を抱える妻。
ある日若い女性が殺害され、その女性が旦那の不倫相手と分かります。
事件後夫が姿を消したことで重要参考人となります。
何故か妻は他人事の様に無関心で、夫の母が必死に息子の無罪を主張し探し出そうとします。
捜査にあたった刑事は、１５年前の事件との関係を見出します。
果たしてその関係とは？
という物語。
よくある展開ですが、ちゃんと二つの事件が気持ちよく繋がり、読んでいてもスッキリします。
最近のミステリーは複雑になりすぎて、読み終わっても今一つスッキリしないのも多いのは事実。
頭のいい人はそれが楽しいんだろうけど、私みたいな馬鹿にはスッキリ終わる方が気持ちよい。
そういう意味ではこの本は万人向に勧められる。
イヤミスぽい内容でなければもっと人気が出るかもですね。
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