タイトルと表紙は凄いけど、至って真っ当な刑事モノ(「死神刑事」 大倉崇裕) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

昨夜と打って変わって、気温の高い雨降る夜。

 

二月の暇さを痛感する夜でしたが、久々に本をがっつり読めて、気分的には大満足でした(ダメ人間)。

 

さて恒例の夜中の本紹介。

 

「死神刑事」 大倉崇裕

 

新作ですがお客さんの関さんにお借り出来ました。

 

感謝です。

 

色んな作風を書く大倉さん。

 

タイトルと表紙から、物凄く奇抜でおどろおどろしい作品を想像させます。

 

さてどうでしょうか?

 

四話からなる連作短編集です。

 

主人公は警視庁内にある謎の部署でひとり、無罪確定と同時にその事件の再捜査を始める男。

 

再捜査は警察の捜査の傷を抉り出すことを意味し、主人公の相棒になる者は組織から疎まれ、出世の道も閉ざされることになる。

 

その為、主人公に付いた渾名は“死神”。

 

毎話違う相棒が選ばれ、事件の真相をあぶりだす物語。

 

筆力のある大倉さんなんで、さくっと読み終えることが出来ます。

 

普通の刑事モノとしても充分面白いです。

 

ですが、最初に言ったタイトルと表紙の印象からすると真っ当で肩透かしします。

 

冤罪捜査物の刑事もとして読めば楽しめる事間違いないです。

 

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