低予算B級映画の手本の様な出来栄え(「パージ」 ジェームズ・デモナコ監督) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

愛知県豊橋市宮下町14にて日本酒専門店をOPENして25年になります。初めて日本酒飲む方から、かなりのマニアまで。お一人様から30人まで総て受け止めます。宴会・飲み会も大歓迎です!                            電話(0532-64-3231)

2月最後の日曜の午後。


これぞB級映画の醍醐味という作品を観ました。


「パージ」 ジェームズ・デモナコ監督


経済崩壊後の近未来のアメリカが舞台。


新しい政府が出来て、より良いアメリカにする為にパージと呼ばれる特別な日が設定されます。


パージとは年に一日の12時間(夜の7時~翌朝の7時まで)、総ての犯罪が許されるという日なんです。


その日は警察も消防も病院も総て閉鎖されます。


そのお陰で犯罪率や失業率は1%となり、表向きはより良い社会となっています。


そして今年もその日がやってきました。


セキュリティー会社に勤める主人公一家は、強固なセキュリティーシステムに守られた家に閉じこもり、一夜を過ごす予定で準備をしています。


しかしこの手の物語にあるミスというか、機械は完璧でも、それを操作するのは人間で、色々な手違いが起こります。


先ず娘の彼氏が閉鎖する前に家に忍び込んでいて、自分達の交際を認めない親父を殺すといいます。


そして心優しい弟は、自分の家の前で助けを求めるホームレスを勝手に家に入れてしまいます。


その事で事態は大きく動きます。


先ずはホームレスと娘の彼氏が打ち合いになり、彼氏は死に、ホームレスが家の何処かに消えてしまいます。


その矢先に外から暴徒集団が、逃げたホームレスを引き渡せと。


そして引き渡さなければ、ドアを破壊して家族もろとも殺すと。


必至にホームレスを探すのですが見つからず、暴徒達が家になだれ込んできます。


果たして家族達は無事に朝を迎えることが出来るのか?


という内容です。


テンポも良く脚本も良く練られていて、非常にスリリングで面白かった!


これぞThe B級映画です。


80年代のB級映画の香りがプンプンします。


観終わって調べてみると、監督はジョーン・カーペンターが好きで、(要塞警察)のリメイク(アサルト13)の脚本を書いていたそうです。


納得です。


確かに(要塞警察)の閉じこもる設定は似てる部分もありますね。


既に続編(パージ アナーキー)もDVDで出ております。


明日からツタヤ96円セールなんでレンタルしてきます。


クリックしたらアマゾンに飛びます↓



そしてこちらが一年後のパージの日を描いた続編。早く観たひ!↓



そしてこちらが監督が脚本を書いているカーペンターの(要塞警察)のリメイク作品↓