2月最後の日曜の午後。
これぞB級映画の醍醐味という作品を観ました。
「パージ」 ジェームズ・デモナコ監督
経済崩壊後の近未来のアメリカが舞台。
新しい政府が出来て、より良いアメリカにする為にパージと呼ばれる特別な日が設定されます。
パージとは年に一日の12時間(夜の7時~翌朝の7時まで)、総ての犯罪が許されるという日なんです。
その日は警察も消防も病院も総て閉鎖されます。
そのお陰で犯罪率や失業率は1%となり、表向きはより良い社会となっています。
そして今年もその日がやってきました。
セキュリティー会社に勤める主人公一家は、強固なセキュリティーシステムに守られた家に閉じこもり、一夜を過ごす予定で準備をしています。
しかしこの手の物語にあるミスというか、機械は完璧でも、それを操作するのは人間で、色々な手違いが起こります。
先ず娘の彼氏が閉鎖する前に家に忍び込んでいて、自分達の交際を認めない親父を殺すといいます。
そして心優しい弟は、自分の家の前で助けを求めるホームレスを勝手に家に入れてしまいます。
その事で事態は大きく動きます。
先ずはホームレスと娘の彼氏が打ち合いになり、彼氏は死に、ホームレスが家の何処かに消えてしまいます。
その矢先に外から暴徒集団が、逃げたホームレスを引き渡せと。
そして引き渡さなければ、ドアを破壊して家族もろとも殺すと。
必至にホームレスを探すのですが見つからず、暴徒達が家になだれ込んできます。
果たして家族達は無事に朝を迎えることが出来るのか?
という内容です。
テンポも良く脚本も良く練られていて、非常にスリリングで面白かった!
これぞThe B級映画です。
80年代のB級映画の香りがプンプンします。
観終わって調べてみると、監督はジョーン・カーペンターが好きで、(要塞警察)のリメイク(アサルト13)の脚本を書いていたそうです。
納得です。
確かに(要塞警察)の閉じこもる設定は似てる部分もありますね。
既に続編(パージ アナーキー)もDVDで出ております。
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そしてこちらが一年後のパージの日を描いた続編。早く観たひ!↓
そしてこちらが監督が脚本を書いているカーペンターの(要塞警察)のリメイク作品↓