死の海に突き出た聖なる堤防でデイアジング | なにがし空間記憶

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ルアーフィッシング、主にエリアトラウトやアジングについての釣行記録です。


時期:2019年6月上旬 
場所:一文字堤防
天候:晴れ
気温:20度位
水温:16度位
水深:~7メートル
風速:~4メートル


水深4メートルほど沈めて

チョチョチョンとロッドを煽り

3秒ほどフォール・・・



食った



入りは15時前で3投目位でした

この時間だとアジではないだろうなと寄せてくると・・・

アジでした

20センチを少し切る位のアジ

5919の固めのタックルですが引き味は結構ありました



潮は濁りたまにうねりが入ります

南東の風が少し強いけど一応追い風


なぜこの堤防だけデイアジングが成立するのでしょうか?



そして今度は表層付近でアタリが頻発

この時間からマメアジが沸いたのか、カツ コツ と小さなアタリ


食った


ジジジジっとドラグが鳴って割りと強い引きなのです?

なんだ? 大き目のサバ?


例によって腕を上げてロッドを水平に保ち巻いて寄せます

高弾性カーボンなのでロッドを直角に使うのを避ける為です

台形というか広いひし形というか・・・ショゴだ

水面を滑ってくる魚影はショゴ

20センチと小さいんだけど引きましたね


こいつはリリース


そして16時くらいから隣に入った常連サビキ師さんがアジをぶっこ抜きました

結構下の針にアジが付いている・・・

5919に2.5グラムジグヘッド

レンジを4メートル付近に入れてチョンチョンスーっと2秒フォール

チョン、スーっとフォール・・・


食った


明確なコンというアタリは無いもののグググーと持っていくアタリ

深場から海草帯を超して寄せて抜き上げる

中空ネットイン

これも20センチ位のアジ


うれしいものです


再キャスト

同じ位沈めてチョンチョンフォール


食った

引く!

さっきより大きい

しかし5919はやはりロッドパワーはありますね

リールは2000番だけどね・・・


海草帯を超えたらグレーの潜水艦状の物体がこちらに向かってくる

ヒレが長くて潜水艦の左右に付いてるアレに似てる



アジだ・・・

ちょっと大きめ

ぐいっと抜いて中空キャッチ

やった・・・


キャッチと同時にフックアウト

これが多かったなあ

きちんとフッキングしてないんだな

25センチは一応今年の記録



デイでこんなの釣れるなんて幸せです

いつのまにか突堤に居る僕の右にサビキ兄さんたちが3人位並んでる

一言くらい声を掛けて欲しいんだがな・・・

常連サビキ師さんも同意だそうだ


最初右側は釣れてなかったんだけどその内鈴なりにアジが引っこ抜かれていきます

アジングでも数本追加

アタリが無くなると5917PEに1.5グラムジグヘッドに交換

少し軽くして攻め方を変えて追釣します


25センチのあとは最大でも22センチで下は18センチ以下はリリース

18時を回る頃は表層にマメが沸いて当たりはあれど乗らずという状態



あ~、久しぶり!!


そこへアジング兄さんの登場

約1年ぶりの再会


去年からの知り合いは常連サビキ師さんとアジング兄さんのお二人だけとなった

アタリはいっぱいあるけど乗らないと兄さんは言う

そうなんだ、マメがかなり沸いてるのです



そこでフロロ2LBにジグヘッド09を投入

これってエリアトラウトではかなりゴツイタックルの部類

しかし外洋でうねりが入ってくるこのフィールドではこのタックルが無力に思えるんです


09をキャストしカウントダウンするも感触がありません

やっぱ潮流に流されるんですね

風もあるし

それでもテンションを感じたらチョンチョンスーッとやってみる

チッ カッ とロッド以外から伝わってくるような小さなアタリを感じる

利き合わせてみる


食った


10センチくらいの唐揚げサイズのマメ

リリースです



そうそう、PEもフロロも風や波で緩んでしまうんですが

チッとかコッとかかすかなアタリがね、何て言うのか右上方や左上方からかすかに感じるんです

PEもフロロも風や波で弛んでても感じる

しかしラインから手元にではなくどこで感じてるかわかんない

右上とか左上とかステレオのサウンドが回るみたいに感じる


ん? 意味伝わるかな・・・??

やっぱりねチタンティップってすごく良いです

チューブラやソリッドティップを使っててもやはり変えたくなってしまう

通常チタンティップは15~6センチあるんだけど12~3センチのショートチタンなので食い込みは負ける

それでもチューブラよりは食い込みがいいし

あとはさっき書いたアタリの感じ方

エリアでも追い食いってのがある

かすかなアタリを感じたら逆に何もせず集中しヒットを待つ


アジングではフォール中にわずかなアタリを感じ次のアクションで食わせようと意思が働く

使い込んでいくと他のロッドより少し感じる位じゃないのかな、なんて思ってたけど・・・

理屈じゃなくてやっぱり違う

体が欲して手放せなくなってしまいました


フッキングせずバラシも多数ですがマメアジングがかなり楽しめました

このマメの中にたまに20センチ前後が混ざる感じなのでマメを釣り続けました


やっぱりAJX5917はバットがしっかりしてる

真ん中辺りにパワーがある

久々外洋でフロロを使ったけど大きな港やエリアより伸びを感じますね

手前の海草帯のプレッシャーがそれを加速させるのですけど

それでもロッドにはパワーがあり魚を寄せる



さて他にもアジンガーが居たのですが・・・あまり釣れていませんでした

もちろん場所もありますし・・・

この場所ってタックルのセレクトが難しいのです


まずエステルは論外

テトラや海草帯があるのでPEがメインとなります

あと時折デカイのが来ますのでね


PEは月の響Ⅱなら03か04

僕は04ですが今年は型がまだ小さいので一本は03にしようかなと考えてる

風に煽られてしまいますがもう必須です


ロッドは障害物を避けるのに6フィート4インチ~7フィート6インチの長めがベストですが

今は5.9フィートを使ってる

それは何年も通って何本も作ってみてそうなった訳ですが・・・


ジグヘッドは風で決まりますね

2グラムを中心に1.5グラム~2.5グラム

あとフグが多いのでダイワのビームスティックなどかじられにくい材質は必須


風に負ける

波に負ける・・・



少し丈夫なタックルでフォールなど操作感が失われないギリギリのタックルが必要という事ですね




ショゴ 4 リリース
マメアジ ~15センチ たくさん リリース
アジ   18~25センチ 8


今日も20尾は釣れました

アジのキープは8本


楽しかった・・・

思い残すことが無い位楽しかったのです




■タックル1 アジング&エリア用
リール:ダイワ 15ルビアス2004
リール自重:180g
ライン:月の響Ⅱ PE04 7LB
リーダー:シーガーフロロ6LB
ロッド:自作6.2フィート
ブランク:マグナムクラフト AJX5917(2) 5.9フィート
ティップ:チタン13.5センチ(内接続部1センチ) 07-12
ガイド:トルザイト8個 4.5-4.5-4.5-5-5.5(K)-10(KL)-16(KL)-25(KL-H)



■タックル2 アジング&ライトソルト用
リール:ダイワ 15ルビアス2004
リール自重:180g
ライン:月の響Ⅱ PE04 7LB
リーダー:シーガーフロロ6LB
ロッド:自作5.9フィート
ブランク:マグナムクラフト AJX5919  5.9フィート
ティップ:チタンティップ 09-14(07-15-25をカット)
ガイド:トルザイト7個 5-5-5.5-5.5(K)-10(KL)-16(KL)-25(KL-H)


■タックル1 アジング&エリア用
リール:ABU MGX2000 
リール自重:175g
ライン:シーガーフロロ2LB
リーダー:
ロッド:自作5.9フィート
ブランク:マグナムクラフト AJX5917 5.9フィート(バット側12センチカット)
ティップ:チタン13センチ(内接続部1センチ) 07-12
ガイド:トルザイト9個 3-3-3.5-3.5-4-5-10(AT)-16(AT)-25(AT)