貧果だったけど濃密だった夜のエリア | なにがし空間記憶

なにがし空間記憶

ルアーフィッシング、主にエリアトラウトやアジングについての釣行記録です。


時期:8月中旬 
場所:関東 小高いエリア
天候:晴れ
気温:27℃
水温:水温21度位
水深:1.5〜4メートル位
風速:0メートル

夕間詰めにフラッと浮いてきたマスがピックアップ直前のクランクを咥えました

 

スッとロッドを煽るとフッキングしたように見えたのですが

 

少しの抵抗を感じた後にマスは再び自由になって水底へと消えて行きました

17時からナイターに入りました
ここはね、夏は釣れません
川の水を引き込んでいるので
地下水ではないので水温が高くまったく釣れなくなります

この日はデイシーバスを少しやってまったくカスらず
海へ向かったのですがさすがに釣り場も道も混んでいて
それでここへ来たわけです

気まぐれにクランクを咥えた後はまったくアタリも触りもなく時が過ぎていきます

19時過ぎた頃日も完全に落ちましてか細いナイターの灯が数本灯火されました

客は4人

ちょうどベンチがあったのでそこへ腰掛けてリラックス
背中も伸ばせますからこれはいい

表層からノア15グローを巻き下げてきます
状況は最悪だけどなかなか乙な雰囲気
山に囲まれ少しもやがかかってきてちょっと幻想的

夕方水面が見えていた時はほぼ見える所にマスが居ませんでした

 

昼の部の客もほぼ釣れていません

ディープでジッとしてるのかとシャインライド、ボトムミノーをキャストしても何も触れない

 

中層でボーッとしてるのだろうか
どこかに溜まっているのだろうか

ライトで蓄光したノアをカウント6まで落とします
リールを3秒で一回転、スローに巻いてきます

釣れないけどすごく集中してる

あれ

食った?

ジジッ ジッとドラグが鳴ります
AJXのベリーがクッと入る
あまり強いファイトではなく手前に寄せるとクタッとしてしまいましたが紛れもなくニジマス


ほとんど追ってないのでしょうね
蓄光させてそれでスローに巻いて目の前を通して
何となく食った、そんな感じに思えました

それからまた濃密な時間が流れます
ノーバイトですが神経は研ぎ澄まされていくような

こまめに蓄光させカウント7、8とそれぞれスローリトリーブ
どれくらい時間が経ったのか…


食った

あまり暴れないせいかAJXのベリーの柔らかさかバレる気はしませんでした

 

手前に寄ってくると死魚かと思えるほど観念してる

 

ネットインするとバタバタと力なく暴れるのですが

魚体は結構冷たい
ネットを前後にゆすりマスのエラに水を送って蘇生させます
やっぱりルアーを追える感じではありません


また濃密な時間が流れていきました
しかしリールを巻く手は飽きておらず
来るべき瞬間に備えますが…

タイムアップ

ノア15グローで2匹
たったそれですが焼けに集中できた時間でした




タックル1 
リール:15ルビアス2004
ライン:プレッソタイプf フロロ2lb
リーダー:
ロッド:自作6.2フィート
ブランク:マグナムクラフト AJX5917
ティップ:チタンティップ 13-07-12
ガイド:トルザイト9個

タックル2 
リール:15ルビアス2004
ライン:アジングマスター エステル03
リーダー:
ロッド:自作6.2フィート
ブランク:ジャストエース HAL692
ティップ:ヘラブナ用カーボンソリッド
ガイド:トルザイト9個