最近愛用していたロッド、ジャストエースLST762Mというブランクでビルドした自作ロッドなのですが
下記の様な経緯で破損が続いております
車の窓を閉めたら挟まって先端が折れた
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2番ガイドをトップとして使っていた
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4番ガイドの所でヘラブナ用ソリッドティップを継いだが本体側の内径が小さくベンディングカーブが不自然
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キャスト中に4番ガイドから折れた
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再度5番ガイドからヘラブナ用ソリッドティップを継ぎ直した
近所のブランク屋にはバス用?の固いソリッドティップが2000円弱で売ってます
長さが30~50センチだったかな?
しかしこれ本体のチューブラより圧倒的に固い気がしますしティップの先径も太いと思う
なのでヘラブナソリッドティップを良く使うのですが種類が豊富なのです
長さ80センチ 先径は0.8ミリで元径が2.2~3.8ミリ位ありますので
今回は3.8ミリが無く3.6ミリを購入 1400円位
先0.8ミリ~元3.6ミリを先1.6ミリ~元3.0ミリの40~50センチの部分を使用しました
5番ガイドの所で本体をカットしてみると今度は内径が2ミリ以上はあり大きめですので上手くいくでしょう
折れたティップからガイドを外していきますがそもそもコーティングをしていませんからカッターでスレッドを切って簡単に外れます
トップはアルコールランプやライターで少し温めるとカンタンに外れます
しかしあぶり過ぎると内部の空気がが膨張してトップガイドがポンッと飛んでったりしますから注意が必要です
ヘラブナティップの根元を印籠継ぎになる様にガシガシやすりで削ります
本当は機械などで丁寧に処理した方がよいのでしょうけどティップを回しながら多分こんなもんで均一だろうと削ります
削れたら瞬間接着剤で接着
本当はエポキシなどが良いんでしょうけどね
一気にギュッと差し込まないと密閉率が高い接続部は途中で固まってしまったりしますから気を付けて
接合した継ぎ目上に5番ガイドを巻きまして
前後のバランスを取ってガイドを巻きなおします
そして出来上がり
例によってコーティングはしませんで…また折れたらまた直せばいいや
ベンディングカーブも前よりナチュラル
とりあえずこれで40センチのカンパチに挑んでみよう
しかし今カンパチ、ショゴですけど釣り込んでみて思うんですが
最初ティップが1インチ折れた時にちょっと固めになったそのままの状態が良かったのかも
ガイドを付け変えて7.5フィートで固めのまま使った方が良かったかな、とも思うんです
で、このロッドが折れた後に思ったのですよ
コチやイシモチなどサーフで使えてその時持っていたのはライトショアジギロッド
マグナムクラフト アカメスペシャル1060
暑くて疲れてそのロッドを振る気力がありませんでした
ワインド用に改造したLSTがどれだけ使いやすくなっていたか
7~8フィートで操作性がよくもっと強いロッドがあってもいいのかなとも思いました
…しかしこのアカメ1060なのですがまったく使いこなせていないのです
と言うか年に3回位しか使っていないのです
固めのシーバスロッドと言えば良いか
なので青物用になるべく軽いブランクでと思って作ったのですが…やはり僕は完全にライト志向でした
最近気が付きました
気持ちよさが無いのです
キャストが下手なんですね
MAX60グラムのロッドで40グラムのメタルジグをキャストしても40~50メーター位しか飛んでいない
PE1.2号にも関わらず
高弾性ブランクの特性を出し切れていません
体は小さい方ですしうまくロッドにパワーを乗せられていないんだろうな
他の人のインプレを見ても自分がどれだけ使いこなせていないかわかります
固いけどキャスト時には結構曲がるらしい
力の入れどころがわかってないんだ
それと・・・
どうしても頭の片隅から抜けない光景がでかい港で見たヒラマサ
やってみたいなとずっと思ってて
40~50センチでしたが僕はその位で充分
それ以上大きいと取れないだろうな
サイズは選べない訳ですが
ステラsw4000に200メートル巻けるのはPE2号までらしい
まともにヒラマサやろうとしたら5000番以上にPE4号らしいですね
でもでかい港は堤防の岸壁
障害物は特にない
なのでとりあえずあるモノでやってみるだけやってみよう
アカメ1060を使いこなすってのも今年のテーマ
これが使えたらもっと重いジグを投げられるロッドと5000番以上のリール…
ヒラマサへの道
実際掛けてみないと何もわかりませんが
操作性がしっくり来るかどうかってのは自分にとって大きなポイントなのだと最近知りました