スレたカンパチを軽いジグヘッドのトゥイッチで釣った日 | なにがし空間記憶

なにがし空間記憶

ルアーフィッシング、主にエリアトラウトやアジングについての釣行記録です。

時期:2017年7月上旬 
場所:関東 大きな港の深い岸壁
天候:晴れ後曇り
気温:30℃
水温:水温23度位
水深:15メートル以上?
風速:3~5メートル


さて、暑いですねえ

現地到着は14時
先行者1名はショゴ狙いのルアーマンがおひとりでした
この方がベストポジションに入られていたので右側にエントリーとなりました

 

正直申しますとベストポジションは一か所のみなんですね
何というか障害物沿いにトレースしないと釣れないというか…

自分が釣りに来ていた時は連釣出来るトレースコースはこの一つのみでしたから…
今自分がいる少し外れたポジションに入った人は1~2匹しか取れていませんでした
3メートル程度しか離れてないのに

今日はこの場所で釣れるといいんですけどね

先行者さんの話によると今日は釣れていないとの事
昨日も来て30本は上げてオールリリースだったそうで
しかし今日は濁りがきつい
連日叩かれスレもあるだろうな

釣れ始まったのは15時位から30分に一匹
先行者さんばかり釣れる感じ
先行者さんはアジングロッドに1~2グラムのダートジグヘッドでジャークというより連続トゥイッチ

先日までの様に4~5グラムの派手なダートでは食って来ない様で
トレースコースも点のみがポイントで線を攻める事が出来ず

今日ビルドして持ってきた強めのタックルでは2グラムを操作しにくいのでAJKタックルに持ち替え2~2.5gのジグヘッドに変えてみました

そしてワカシをゲット&リリース

 

ワームをローテ
ワームはアジング用2インチ位のを適当に選択

これでカンパチもゲット&リリース


なるほど、食いが渋い場合はこういう風に釣るのか
これは勉強になりました
なんせこの釣りはあまり経験がないもので

17時を回ったあたりから下げ始め潮が動きだし活性が上がったようです
先行者さんは連釣しはじめますがこちらはそうはいきません
ピンポイントにキャスト→トゥイッチ→コツ…アタリだ!→フォールからゆっくりリフト→運が良ければ食う→食わなければ再トゥイッチ
ってな感じ

しかし今日はビルドしてきた強めのライトソルトタックルのテストに来たのだ
30~40のカンパチを想定している訳です
ソーダガツオを想定している訳です

5グラムの尺ダートジグヘッド&に交換し強めにダートさせます

食った…重くなった

重くなった次のジャークが合わせになります
ベリーが結構曲がるしバスなら40センチ程度の引きかな?
しかし上がってきたのは23センチ程度のカンパチ
すごい引きます

新ロッドとフリームスに鱗付けの完了
もう一本捕った後は同じリグで沈黙
マスキングテープと瞬間接着剤で仮止めしただけのエンドガイドが外れてブランブランになってしまったりしましたので再びAJKのライトなタックルに戻しました

結局捕れたのは10本弱でしょうか?
前よりは少ないですが濁りや場所など致し方ありません

ワーム丸飲まれてしまった25センチと最大だった27センチをキープ
親父が言うにはブリのようだったとお気に召したようでしたが…
味音痴だからなあ
そんなに脂は乗ってないはずだしね

腹の身はお刺身にして背の身は天ぷらにしてみようと思います
癖が無いので天ぷら向きかなと思うのですが


ヒットルアーは以下
尺ヘッドタイプD5g ダートビームピンク2インチ
尺ヘッドタイプD5g ダートビームグローホワイト2インチ
メジャクラジグヘッドダート用2g アジングビーム赤っぽいの2インチ
メバル弾丸2.5g ワーム色々ローテ

メバル弾丸はフックを外す時暴れるので変形してしまいました

今日のスレた?カンパチは色々参考になりました
隣で違う釣り方をしている人が居ると特に良いですね
軽くて小さなリグを小さなトゥイッチで食わす
ワラワラと集まってきたショゴを手前でヨーヨーみたいにリフト&フォールしても今日は付いてこなくてタンパクでしたし
着き場が決まっていて連日釣れ続けるというのは稀なのでしょうね
堤防から回遊待ちの場合はやはりダートの方が良いのでしょう


さて、新しく組み直したLST762M
改良点は…

○ティップが折れていたのでソリッドティップを継いだ

 

○先重りでジャークやワインドがだるいのでグリップをティップ側にずらした

 

○トップガイド~4番のガイド径を4から4.5に広くした

 

○エンドグリップを長めのEVAにしてウェイトを入れた

上記を改良してみましたがまあまあ良くなりました
AJKもそうなのですがロッドの自重は増えても先重りを解消するとえらく軽く感じます
LSTも3時間はワインドやダートをやり続けても疲れないと思います
この部分は劇的に変わります

 

グリップも変えてフロントグリップを太目にしたら使用感がまるで良くなりました

 

しかしキャストのブレが増しておりまして…
AJKと同じ現象なのですがリールシートの位置が変わりお尻が重くなったせいかもしれません

 

両方ともジャーク中に追尾しているであろうコツっという触れたアタリはわかりました
PEですしそこそこの感度は出ています

トップガイドから3番ガイドまでを切ってソリッドを入れたのですがブランク側の内径が小さかったかも
ソリッドティップとの接合部を削っていくとな~んか折れそうな気もする

元々のソリッドはヘラブナ用で先径0.8ミリ~元径3.8ミリ 全長80センチのカーボンソリッド
これを先径1.5ミリ~元径2.7ミリになるようカットして接続
ラインを手に持って引っ張ると4番ガイド辺りからギューンと曲がりまして
ティップはあまり曲がっていません

ああ、こういう風になるの?
ティップが固めでベリーが柔らかい、飛距離の出るブランク
そこまでの飛距離が出るか、強い横風の中だったのでそんな事もなかったような

魚をかけた時はもう少し綺麗なベンディングカーブを描いていました
20センチそこそこのショゴであれだけ引くのだから…
もう少しでかいと継ぎ目から折れるかな?

折れたら折れたで4番ガイドからもう一度作り直そう

 

強めのLSTブランク&5グラムよりも明らかに弱めのAJKブランク&2グラムの方が釣れる日もあるのだ、という教訓になりました



タックル1 ライトソルト ワインド・ダート用
リール:ABU PRM2000HG
リール自重:190g
ライン:月下美人 月の響ⅡPE03 4.9LB
リーダー:ナイロン6lb
ロッド:自作7フィート
ブランク:ジャストエース AJK702
ティップ:チューブラ
ガイド:トルザイト9個


タックル2 ライトソルトワインド・ダート用
リール:ダイワ 15フリームス2500
リール自重:265g
ライン:東レPE08 12LB
リーダー:ナイロン12lb
ロッド:自作7.6フィート
ブランク:ジャストエース LST762M
ティップ:ヘラブナ用ソリッドティップ
ガイド:トルザイト8個