厚生労働省の管轄下にある「認知症施策推進5カ年計画(オレンジプラン)」
の改定が挙げられます。
「認知症施策推進5カ年計画(オレンジプラン)」とは、
もともと2012年9月に厚生労働省が公表したもので、
2013年度から2017年度までの5年間にわたって実施されています。
認知症の進行状況に合わせた医療や介護の標準モデルである
「認知症ケアパス」の作成をはじめ「かかりつけ医認知症対応力向上研修」
や「認知症サポート医養成研修」を実施。
早い段階で認知症の診断ができる医師を増やすことで早期発見・治療を
促進します。
そのほかには、薬物治療におけるガイドラインの作成や地域生活を
支援する医療・介護サービスの構築などが挙げられます。
9月26日から検討が始まった改定案では、認知症の方やその家族を
支援する「認知症サポーター」育成の数値目標を引き上げるほか、
複数の専門職から構成される「初期集中支援チーム」の全市町村へ
の配置を盛り込むことなどが予定されているそうです。
実際の生活では、認知症の方に会うことは
めったにありませんが、実際には都内だけで約300カ所の
グループホームがあります。
日本人が長生きになった分、認知症の方が増えたともいえますが
これは世界的な傾向です。
日本のような高齢化が進む社会では早く対策を取らないと
大変な事態になります。
身の回りで協力可能なことについてはそれぞれが
自分の親にあたるつもりで高齢者に接していく
必要がある時代になりました。
医業経営コンサルタント
http://hospitallifeplan.com/seminar_4.html