ホームレスで精神疾患を抱えている割合が 2008年で62.5%、2009年で41.0% | 医業経営コンサルタントj-medicon51のブログ

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厚生労働省の調査によると、2012年1月現在のホームレス数は9,576人
(前年比マイナス1,314人)で、1999年の調査開始以来、初めて1万人を下回った。

一方で、同省の委託事業として
NPO法人「ホームレス支援全国ネットワーク」(福岡県)
の調査では一時的なホームレスが年間4万人と推計され、
依然として路上生活を送る人が多いのが実情だ。

こうした中、精神科の医師らがわが国で初めて実施した調査で、
東京・池袋駅周辺のホームレスで精神疾患を抱えている割合が
2008年で62.5%、2009年で41.0%と高いことが分かり、
精神医療的支援の必要性が浮き彫りになった。

多くのホームレスの方が、東京には生活されています。

しかし、殆どの場合はいたしかたなくそうなっているようです。

実は私自身も、2年ほど前に、近所にいる女性のホームレス
の方へ、2日に一回位、1000円を渡すことを1年位
続けていました。

勿論、それが正しい事だったとは思いませんが、
その60代の女性について役所に聞いても、本人に
聞いても、出てくることがかみ合わなくて、他に
できることがありませんでした。

そしていつの間にか、彼女はその場所から姿を消しました。

結果として、その方と話した印象ではこちらの話も
理解が難しいこともあったし、言われていることも
完全にはわかりませんでした。

医師ではないので診断はできませんが、
知的障害があったと思います。

ですから、このデータも概ね正しいと思います。

解決が難しい問題ですが、
その方も雪の中でもトンネルの中で寝起きしていました
から、いつ死んでもおかしくない状況でした。

今は医療費の削減で以前は、ずっと、病院のいた方も
外に出されているようです。

社会全体で、どうやってこのような精神疾患の方を
守っていくか、それも今後の社会の大きな課題です。

医業経営コンサルタント


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