季節に関係なく年中出回ってる定番の食材ももちろん美味しくいただいてるんだけど、やっぱり日本には四季という素晴らしいそれぞれの季節というのがあって、その季節にしか食べられないもの、今だけっていうのがあるから、それはそれで毎年の楽しみなのよ。秋には秋のものがあったり↓
するんだけど、いやいや今年も春がやってきました。
ということで、日本の春をいただきましょうってことなんだよね。俺はこの今だけっていう儚さが日本特有の美学じゃないかと思っていて、食べ物だけでなくて過ぎ去ってゆく時間っていうのかな？まぁ正に生きてるってそういうことだから、明日生きてるかどうか？なんて誰にもわからないもんね。
春と言ったらグリンピースでしょ、これ嫌いだって人多いけど俺は大好きなんだよな。子どもの頃に母が作ってくれた、塩加減がちょうどいい豆ごはんが大好きでね、そんなイメージでよくパスタにするんだよね。グリンピース自体も足が早い（すぐ痛む）ので、儚さ倍増、すぐ食べないとね。笑
さらに春の食材といえば忘れちゃいけないのは菜の花ね。菜の花の少し苦いのと豆の青臭さのマッチングで、口内は春全開、爽やかな春一番が吹いてます（笑）。菜の花もどうやって食べても美味しいよな。
タケノコも春ならではだよね。ホイル焼きにしてもいいんだけど、俺は石焼き芋の要領で石焼にして皮むいて、少し残ってた絹さやえんどうと合わせて。
にんにくと唐辛子のみ、素材の味を生かしていただきます。タケノコ特有の甘さというのかな？味な、ずっと食べていられるもんね。チーズでひと味補足するのがポイント、美味しいわ。笑
春の香りといえばもうふきのとうしかありません（笑）、ちょっと高かったけど買っちゃいました。ふきのとうはトマトをベースに少し入れると引き立つんだよな。
切ってから時間が経つとすぐ真っ黒になっちゃうから、にんにくやらトマトやらを調理しながら、ふきのとうを投入するタイミングで素早く切るっていうね（笑）朝っぱらからスリルも味わいつつ、この強烈な香りが大好きなんだよな。
今朝は前に残った菜の花と昨日の残りのふきのとうの合わせ技で、とりあえず今回の春パスタはひと段落ね。俺は自分の分だけ買い物するからどうしても一回だけでは消費できず、最後は余ったものどうしを合わせて終了ってことになってしまうね。
これが美味しくない訳もなく、しかも今日の東京は朝から暖かかったし、気持ちも春爛漫だね。数日前に桜の開花宣言あったけど、今日あたりからそのへんの桜も咲き始めるんじゃないかね。俺の好きな目黒川は、昨日の段階ではまだまだだったね。
ということで、日本の季節感を満喫しつつ、美味しくいただきましょう。
よい休日を。