倫理とは生き方。 | 南の島から来た男アゲイン

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生きてるって、素晴らしい。

昨日は仕事終わりに会社の仲間たちが集まってくれて以前から企画していた(らしい)俺の誕生日会・還暦祝いをしてくれました。なんだか衣装着せられて見世物みたいだったけど(笑)一生に一度だからいいかと、まぁ気の置けない社員たちと久しぶりに酒を酌み交わすっていう、なかなかの夜だったよ。

報道見ててなんだか日本も終わったなと、こんなことがまかり通ってしまうってこと自体どうなんだ?と思ったんだけど、政倫審のニュースです。今日も間違ってたらすみません、特に調べた訳ではないので俺の記憶違いがあるかもしれませんということを断った上で、これって正確に言うと政治倫理審査会っていうんだよね。政治は政治、政(まつりごと)ということでしょう。そして倫理、倫理っていうのは言葉を変えたら道徳?モラル?的なことだよね。つまり政治に於ける倫理を審査しますということと、これは俺の勝手な解釈だけど文字通り受け止めたらそういうことよね。その場で、知らなかった、存じ上げなかった、記憶にない、覚えていないってね、これどういうことよ。挙句の果てには秘書が私の知らないところで勝手にやったって、こんなことありますか?と俺はなんだか絶望してしまうね。例の裏金を巡って、たぶんほかの政治家も何人かは答弁してるんだろうけど、俺が昨日少しだけ見たのはかつての参議院トップ、自民党の世耕さんの答弁だけど、いやーひどかった。小学生以下だね、或いは出来の悪い茶番?かな、とにかく見るに堪えなかったよ。裏金自体がよろしくない話ではあるんだけど、それがいくら預けてるとはいえご自身のお財布に入ってきてることを知らない?そんなことあるの?って話でしょ。さらにそういうシステムがどういう経緯でできたのか、知らないってね、執行部?というのかな、幹部のひとりだったんじゃないの?って話です。でね、そういう話、答弁を非公開の場でするのは、これ政治的な駆け引きなんかを考えたらあり得ることと思うのね。自分にとって或いは党や派閥にとってマイナスになるようなことを駆け引き上正直に言わないって選択はあるかもしれないと、俺は想像する訳よ。ただ昨日の場所は政治倫理審査会だよ、あなたの倫理を審査しますという場で、ウソはダメでしょ。そしてそのウソを追求しきれない方も問題で、たぶんご自身も叩けば何かしらやましいことがあるんでしょう、形式だけ一応質問するけどウソの回答に対してそれ以上は追求せず(できず)ってね、なんなんだろうね。とても腹立たしく、そして無力感しか残らなかったな。

高校生の授業で倫理・社会というのがあって、今もあるのかな?わからないけど、授業自体は退屈なものだったけど一応そんな授業で先生から、人間としてどう生きるべきか?を問うものだという話を聞いたの思い出してね、こいつら全員高校生からやり直してこいと(笑)いや真面目に思ったよ。倫理とか正義とか、或いは良心とかって無くしちゃいけないいけないものの筆頭でしょ。そんなことは底辺の庶民の俺でさえ心がけてることだよ。不信感を通り越して喜劇?いや悲劇にしか見えないね。