おじさんの居場所。 | 南の島から来た男アゲイン

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生きてるって、素晴らしい。

今日の朝ごはんなんだけど、この使い込んだひとり用のフライパンがね、家でもキャンプでもちょうど使いやすくて重宝してるんだよね。目玉以外にもアヒージョやら炒め物やらと大活躍でして、手放せないんだよな。

いつもといえばいつもだけど特に今日の話はだからどうした?とか何が言いたいんだ?って話ですので(笑)、毎度のことながらお時間に余裕のある時にお楽しみいただければと思います。笑

昨日のお昼にご飯食べようと思ってすき屋に行ったのね。よく使うコワーキングスペースで仕事してて、その近くにいろいろあるんだけど、なんとなく一番近いすき屋に行って、普通に牛丼とサラダセット頼んだつもりが何故かキムチ牛丼が来たのよ。俺は漬物が苦手なんだけどそんな細かいことでオーダーし直すのもなんだかな?と思い、まぁ今日はそういう運命だと思って食べ始めたのね。すき屋に行くのも年に一度くらいのもんだから、こんな感じなんだと店内見まわしたら、男は俺だけであとの数名は女性、しかもお若い方々ばかりがそれぞれひとりで昼ごはんを食べてて、ひと昔前だったら牛丼屋なんておじさんの聖地、女性ひとりで食べてたらなんとなく居心地悪そうな雰囲気あったけど今や女性がひとりで来る場所なんだと改めて思うと複雑なものがあったよ。もしかしてこれって石原さとみさんの影響?なのかな、あの石原さんが美味しそうにすき屋でご飯食べてるCMに自らの姿を投影してみましたと、そういうことなのかね?ちょっとよくわからないけど、そんなことを考えながら食べてたら、男性がおひとりで来店し手元のタブレットで注文してたのね。しばらくしたらその男性のご飯が来て、チラ見したら俺と同じキムチ牛丼なんだけどキムチが別皿なんだよね。俺のは牛丼の上に乗ってたけど、別皿バージョンもあるんだと、どこが違うのか?どうやって頼むのか?謎は深まるばかりです。その後小さい女の子を含めた家族連れが来店、テーブル席であれやこれやと注文してたんだけど、いや別にいいけど小さい子連れて牛丼屋ってね、俺にも娘がいるけど俺はそういう選択肢なかったもんだからなんだか不思議な感じがしたよ。すぐ近くに定食屋もファミレスもあるんだよ、牛丼屋に行こうってなる?みたいな(笑)、大きなお世話ですがそんなことを考えてね、昼ごはんをいただきました。牛丼屋っておしゃべりしながら食べるようなお店じゃないっていうのが俺の認識で、テーブル席もあるけどそれは肉体労働系の方々が一時の補給のために牛丼食べるために、あくまで補給だから無駄な会話は一切なしでひたすら午後の労働に備える的な、そんなふうに思ってたから、まさか家族連れと遭遇するなんて思ってなかったのよ。まぁ俺が行ってなかったうちに牛丼屋もおじさんの聖地ではなくむしろ若い女性が気を遣わずに、箸ではなくスプーンでカレーみたいにいただく場所になったということでしょう。競馬場に始まり立ち飲みも居酒屋も、そして牛丼屋もおじさんだけの居場所ではなくなりましたよということをね、実感した次第です。もはやこの東京の街にはおじさんの聖地はなくなってしまったのかもしれないね、少しだけ残念な気持ちになります。笑

注釈 すき家だね、なんだか違和感あったんだけど、訂正はあえてせずということで、すき家ってことで。