ジュエルコンシェルジュとして、テレビ通販などで色々な宝石をご案内していますが
スポットライトを浴びる事が出来る宝石はほんの一部。
人知れず埋もれている宝石の中にも、魅力的なものがたくさんあります。
そんな宝石たちに勝手にスポットライトを当て、あふれ出る宝石愛をお届けします。
先日もテレビで熱く語らせていただきました 「血赤珊瑚」
珊瑚の中ではトップクラス、国内外でも高い評価を受けています
QVCジュエリーデイで紹介の血赤珊瑚画像
いつかは手にしたいとお考えの方も多いと思いますが
本当に早めをお勧めします。。。なんと言っても数百年待たないと大きくなりませんので
(詳しいことは 過去Blog 珊瑚Ⅰ 珊瑚Ⅱ をご覧ください)
そんな中で地中海珊瑚とも言われる 「胡渡珊瑚」 は
2000年以上の長い歴史があり、正倉院の御物の中の珊瑚も胡渡りです
「胡」 とはその昔ペルシャが 「胡国」 と呼ばれ貴重な工芸品が
シルクロードを経て、天竺(インド)や中国に渡り
日本に伝来したものと思われます
そう言えば 「胡」 の付く言葉は今でも沢山あります
胡椒 胡瓜 胡麻 胡桃 胡坐 胡弓 etc…
遥か昔に海を渡って来たものでしょうね
日本近海の赤珊瑚は、原木自体が稀産で絶対量が少ないのですが
大きな原木は直径3cmくらいに育つので
7mmくらいの丸珠が取れる原木はそれなりに存在していました
一方、胡渡珊瑚は原木自体が血赤珊瑚のように太く成長出来ず
1~1.5cm程度と言われ、丸珠も7mmとなると大きい部類に入ります
色ムラは少ないのですが、内部にキズや内包による穴が多く
宝石用に使用できる部分は限られます
どちらの珊瑚も、得意・不得意があって
現状の採掘量では、血赤珊瑚に出来ない部分を
しっかり担ってくれているのが 「胡渡珊瑚」 だと思います
胡渡珊瑚は色合いが、オレンジがかった朱色をよく見かけますが
実は、紅珊瑚とも呼ばれるように 血赤に負けない美しい赤も存在します
右の胡渡り珊瑚 素晴らしい紅色です
これは、血赤珊瑚ではもはや幻とも言える連装のネックレス
珊瑚の世界は海のように深いです。。。
※QVCオンエア告知
11/10 19:00~ この胡渡珊瑚を含むスペシャルアイテムを熱く語ります
お値段も どーんと均一価格で大サービスしますので
ぜひご覧ください! ☆ワクワク均スペシャルジュエリー一プライス!