アイドル【初夏】Early Summer Song BEST | 【80’s】アイドル&女子プロレス研究室 【90’s】

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80年代~90年代のアイドルと女子プロレスについて語ってみます

自作ベストセレクションCDシリーズも去年7月に初めてもうすぐ1年になります。
今回のテーマは【初夏】。一番好きな季節なので、この季節を代表するアイドルポップスも例によって選りすぐりの名曲となっておりますw
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アイドル【初夏】Early Summer Song BEST
1. わりとこの頃は/奥菜恵
2. 眩しくて/Qlair
3. 風を感じて/千葉美加
4. 瞳は元気なブルースカイ/牧野アンナ
5. パールモンド・Kiss/渡瀬麻紀
6. オペラグラスの中でだけ/村田恵里
7. いつだってどこでだって/吉田真里子
8. ガールフレンド/八木さおり
9.  光のメイル/西村知美
10. 日曜日が待ち遠しい!/佐倉しおり
11. 6月のまばたき/白石まるみ
12. Summery Prelude/水野きみこ
13. そよ風はペパーミント/岡田有希子
14. 告白/北岡夢子
15. 渚のラブポーション/パンプキン
16. 夏のエントランス/少女隊
17. また夏が来る…/田中律子
18. Forever/浅香唯
19. 南風のテラス/守谷香
20. 空を見上げて/河合その子

1は奥菜恵1stアルバムから。個人的に90年代アイドルの頂点です。
高橋由美子よりずっと美形で可愛くて接客態度も比べものにならない位良く、乙女塾みたいに素人臭さもなく、安室奈美恵やSPEEDよりはるかにアイドル性が高く、広末涼子よりもマニア心をくすぐられ、モーニング娘よりもはるかに正統派アイドルの味わい。
それが、奥菜恵のアイドル時代です。
俺が好きな要素がこれだけ濃縮されてる人なのでハマって当然な展開だった。
ドラマやグラビアの人気は広末涼子に負けない人気だったのに、歌に関してはどうしてこうも浸透しなかったのか…。
曲はですね、80年代だと渡辺満里奈の中期あたり+白田あゆみって感じの路線ですかねw 薬師寺容子や酒井美紀にも近いかな。彼女らの曲がわからないとどうにも伝わらないですがw
歌唱法は渡辺満里奈が1番近いと思います。まぁ上手い下手で分ければ下手ですけど、耳障りにならないヘタさで淡々と歌っている感じです。わかるかなぁw

2は90年代アイドルの曲で1番名曲だと思う。彼女達がデビューした時はまったく興味がありませんでした。乙女塾という集団がおニャン子の二番煎じということで好きになれませんでしたから。
ところが、この曲を一聴して好きになりました。テレビ東京「聖PCハイスクール」でした。前番組「ただいまPCランド」が大好きで、この番組が終わってしまった事が大ショックだった…。その後番組が「聖PCハイスクール」。PCランドのレギュラーから唯一継続出演の渡辺浩弍氏、そして宍戸留美とQlair。かつての「花のカトレア学園」に近い番組でしたね。
この曲を境にQlairを聴くようになりましたが、アルバムもシングルも名曲だらけです。中でも「眩しくて」のきらめきはその頂点。

3の千葉美加は「東京イエローページ」で観て一聴して好きになりましたねぇ。浜田省吾のカバーですが、カッコイイのなんの。アレンジのカッコ良さは千葉美加バージョンの方が上。
当時、高校1年だった俺はこの曲を聴きながら自転車を走らせるのが好きだった(青春してる感じw)。

4は牧野アンナ2ndシングル。初夏の青空をイメージさせる。歌は上手いです、やはり。
この曲で87年歌謡大賞新人賞にノミネートしており、会場に来ていましたが、ただ一人落選となり、他の7組がステージに上がれて歌っているのをステージ下でただ一人残されている牧野アンナの心情は…察するに気の毒すぎます。85年歌謡大賞新人賞ではその悲劇の新人は浅香唯でした。
唯ちゃんも芸能界に入って一番辛かった事としてこの歌謡大賞新人賞の事を語っていました。
歌謡大賞は何でこんな残酷な事ができるんでしょうかね?せめて落選が3組位ならまだいいのに、本選会場にまで来させておいてたった一人だけ落選させるのはいくらなんでも可哀想すぎる( ;  ; )
咬ませ犬要員として使われてしまった15歳の唯やアンナの心に傷を負わせたテレビの大人達。

5は渡瀬麻紀デビュー曲。関東ローカル番組「テレビ夢組」を観ていた私はアイドル時代の彼女は馴染み深いですが、全国的には無名新人の部類だったんでしょうね…。
数年後、「今すぐKiss me」を歌っているのがまさか彼女だとは最初は気づきませんでした。トップテンにランクインしたリンドバーグの彼女が喋っているのを観てアイドル時代とまったく変わってなかったのは嬉しかったですが、アイドル時代について聞かれ「アイドルは嫌やからやめた」と話しているのを観てガッカリしましたね。アイドル時代を応援している人もいたのに、こーゆー発言はカッコ悪い。
アイドル時代のミニベスト出して欲しいですよね。10数年前にレコード会社に電話してその要望を伝えたことがあるのですがwその時の話では彼女の所属事務所がNGだとの事でした。
重ね重ねアイドル時代を否定する彼女にガッカリしました。
あれから何年も経っているので現在は心境も変わっているかもしれませんが。

6は村田恵里の名曲! この曲はSONYがよく出していたオムニバスカセットに収録されていたのを聴いて大好きになりました。顔も声も可愛くてかなり歌が上手いです。まさに逸材。
SONYはたくさんアイドルをデビューさせて売れたコに力を入れ売れないコはさっさと切り捨てる会社でしたねw 村田恵里に関してはもう少し力を入れて売り出して欲しかったし、もう少し面倒をみて欲しかった。
しかし、彼女はなかなかしぶとく生き残って地味ながら長い歌手活動を展開させる事になります。
アニメ歌手・橋本舞子として再デビュー。アイドル時代とは歌唱法も変えまるで別人で、「アイドル伝説えり子」エンディングテーマの彼女がまさか村田恵里と同一人物とは気づきませんでした。
その後、ERINA→ファニージーンと再デビューを繰り返す彼女ですが…ファニージーン時代に何度かお会いする機会がありました。サイン入れてもらおうとアイドル時代のレコードを出して見せたら「何でアタシって知ってるの⁈」とビックリされましたw 最初は正体を隠してデビューしてたのです。気さくで優しくてめちゃめちゃ感じが良くてしかも可愛い。アイドル時代からもっともっと応援しとけば良かったと後悔した。

7は吉田真里子アルバム曲。どのアルバムも好きです。この頃からほぼ毎月ライブをやっていたので、後期の活動に近くなってきました。アイドル時代を経てインディーズへ移行。ものすごく久しぶりにインストアライブに行った時に名前を覚えていてくれており、感動しました。ものすごく嬉しかったけど、活動末期になると活動がグダグダで応援したくてもできないような状態が悲しかった。

8はミスマガジンつながりで八木さおり。彼女も全アルバム共好きですね。特にこの曲は彼女の曲で1番好きです。
いわくつきの映画「パンダ物語」のせいでアイドル活動がとぎれとぎれになってしまったのが最大の失敗!
その映画主題歌になった「SAYONARA」でまさか本当に歌とSAYONARAする事になってしまうとは…。
本当は88年12月か89年1月頃に新曲が出る予定だったんです。89年春になっても夏になっても新曲が出ないので気になってキングレコードに電話で問い合わせまでしましたw
お蔵入りになってしまったその曲は「茜の予感」といいます。当時キングレコードの方に直接教えて頂きましたが…聴きたいですね!!

80年代~90年代前半はまだネットも普及されていないので、私はアイドル情報を得るためにレコ会社や事務所にやたら電話しまくる子でしたw
特にキングレコードとハミングバードの方は電話応対が親切でしたね。中高生だった私にも丁寧に話してくれました。浅香唯ちゃん休業(プチ引退騒動)の時は何度もハミングバードに半泣きで電話してしまいましたがwいつも優しく「今まで長い間応援ありがとう。引退するわけじゃないからね。待っていてあげてね」と毎回励まされましたw 
たぶん「またあの子か」と思われていたと思いますがw ハミングバードのおじさん(お兄さん?)優しかった…。

9は知美ちゃんのアルバムで1番好きな「天使のメイル」から。初夏の清々しい空気が漂ってくる名曲です。
ちなみに「爽やか」という言葉は秋の季語です。この季節、よく「爽やかな季節ねー」とか言ってる人が多いですが、あれは間違いで、この季節は「清々しい」を使うのが正しいです。

10は佐倉しおり名盤アルバム「Sigh…」から。このアルバム、80年代全体を見渡してもヤッパシHiro的にトップクラスの名盤だと思ってます。このアルバムは88年発売ですが、88年は特にアイドルの名曲名作が沢山出ていると思います。

11は白石まるみ名盤アルバム「風のスクリーン」から。この曲もユーミンっぽい作風の歌詞がたくさん出てきます。

12は水野きみこ名盤アルバム「はじめまして」から。CDで復刻された時は嬉しかったけど、あのベスト(Myこれシリーズ)はジャケットが嫌だw

13は岡田有希子の曲で1番好きですね。デビュー曲B面。彼女に限らずアイドルのデビュー曲B面は名曲率高いですね。彼女と同期の宇沙美ゆかりにしてもやはりデビュー曲よりもB面の曲の方が全然好き!

14は北岡夢子2ndシングル。岡田有希子、酒井法子、北岡夢子とサンミュージックは薄幸そうな顔のアイドルを好む傾向がありますが、のりPはもちろんw北岡夢子もかなり気は強いですよねw

15のパンプキン。歌もダンスもかなり上手い彼女達ですが、ビジュアルが地味だったんですよねぇ。やはり水谷麻里とセットがベストポジションなんでしょう…。
この頃、彼女達をイベントで観たのですが、まーたんの体重増加のピークで、二人はまるでピンクの電話でしたw まーたん=みやちゃん&みかりん=よっちゃんで二人して似てるしw

16は少女隊名盤アルバム「少女隊アイランド」から。ミホのソロ曲になってます。ビジュアルは三人の中では1番大人っぽい彼女ですが、声は1番かわいいです。ミホ、レイコ、チーコの3人のバランスは絶妙だったので、とにかくチーコ脱退が悲しかった。その時の気持ちが強いのでメンバーチェンジ後はどうしてもファンにはなれなかった。
曲もチーコ時代の方が好みですし。

17りっちゃん!めちゃめちゃ気さくなお姉ちゃん。彼女はCDが全然売れなくても何枚も何年もCDを出されていたのは…彼女の人柄のおかげだと察することができます。あの気さくで明るい性格はスタッフ受けも良かったですしね。
この曲は同じフォーライフの杏里の名曲「砂浜」を意識して作られました。

18は唯ちゃんのアイドルとしての絶頂期88年夏のアルバムから。俺としては初期のB級アイドル時代と後期の脱アイドル路線時代の曲に好きな曲が多いんですけどね。

19は守谷香の名盤アルバムから。あのー、私よく名盤とか書きますが、このベストセレクションCDは数多いアイドルの曲の中から個人的に厳選された名曲を集めてますので。

20はその子ラストアルバムの名曲!何度も書いてますが、後期の彼女が好きです。このラストアルバムは全曲その子自身による作曲!この路線であと何年かは活動して欲しかった。
俺が唯一行った彼女のライブがまさか事実上のラストライブになるとは…。