こんにちは。
歴史17年のNLPスクール：日本NLP学院 学院長の岩渕洋です。
私のパートナーは、大変な精神疾患がありました。
その回復過程が「誰かのためになれば」と思い少しずつ書いていきます＾＾
今日の物語は2話目です。
パートナーの名前はPちゃん（仮）です。
アダルトチルドレン（毒親育ち）で双極性障害Ⅱ型の診断を受けていました。
うつで動けなくなってから、衰弱し、6年間の療養後「このままではいけない」と頑張りだしたところ、岩渕と会いました。
【症状】
抑うつ
自信がない
頭が回らない
極度の対人恐怖
不安、緊張
睡眠障害
摂食障害
自責がひどい
ガクブルですぐ泣いちゃう。
すぐ真っ青になって、落ち込んでる。
なぜか、そこに付け込まれマウントも取られる。
いろいろありますね…。
ほかにもあるけど。。
【性格】
優しい
まじめ
弱弱しく見える
あ、ちなみに今は超元気で暮らしてますよ＾＾
さて
【泣き虫のPちゃんが元気になる物語②】
タイトルの「ファンファン」ですが、意味わからんと思います。
これ実は、Pちゃんが自分の中での感覚を訴えてきたというお話です。
案外、人にはそれぞれ「言語化できない苦しみ」があったりするので、ご参考にしてほしいです＾＾
そういうのも改善できる可能性はありますよ。
講座のある日。
Pちゃんが、講座の終了後にやってきました。
岩渕「どうしたんですか？」
Pちゃん「あのー、先生お忙しいところすみません。お時間良いですか？あのー、人の話を聞いていると…集中できなくなってくるんです。」
岩渕「ふんふん。」
Pちゃん「どう説明したら良いのかわからないんですが…、話を聞いていると頭がファンファンファンってなって…人の声が入って来なくなるんです…。」
岩渕「ほうほう。ファンファンファンってなるんですねー。」
Pちゃん「はい…なんなんでしょう？」
意味わからないですよね？
私、Pちゃんには「とりあえず、どう言えば良いか？とか考えないで相談してください」と言っていました。
なぜなら、Pちゃんは「こんな風に言ったらわかんないかな？」とか「私は頭が悪いから迷惑をかけたらいけない」という思考パターンがあったからです。
相談すらできない、という人も結構多いのですよね。
Rちゃんは、抑うつ症状が強すぎて、頭が回ってないっていう思い込みがすごかったです。
人によっては「言ってることがわかんない」みたいな反応をされるようでしたが、私的にはむしろPちゃんは「的確な発言」をすると思っていました。
PちゃんはNLP的には聴覚と触覚が優位なので、私とタイプが似ているからかもしれません。
詳細な言葉のやり取りにたけている感じです。
岩渕「じゃあ、もっと身振りとかも使って説明してみてください」というと、
Pちゃんは手で頭の周囲をさわりながら
Pちゃん「ファンファンファン」ってと。
Pちゃん「私、これをファンファンって呼んでます（笑）」
岩渕「ファンファンね（笑）。ファンファンあると困るんでしょ？」
Pちゃん「はい、人が何をしゃべってるのか。わからなくなって聞けなくなります。」
ここで大抵、普通は「だから何？」と言われると思います。
Pちゃんは「これも聞いてみよう」って思ったのが大正解でした。
なぜならNLPは五感のアプローチをするからです。
この場合は触覚ですね。
岩渕「そうそう！そういうのも良いのよ（笑）むしろNLPが全力でいけちゃうやつよ（笑）」
岩渕「ちなみに他のところで相談したことあるの？」と聞くとＰちゃんは
Pちゃん「ないです。ってか普通こんなこと相談出来なそうです（笑）」とのお返事。
だねー。
こういう相談の時、ＮＬＰをやっていてつくづく良かったと心から感動します。
こういう時のためにやってきたんだなぁって。
だって、普通意味わかんないでしょ？
ＮＬＰやってると、意味わかるんですよ。
ＮＬＰでは個人の無意識の感覚を扱えるんですね。
無意識からくるメッセージは全て意図がある大切なもの。
ファンファンもＰちゃんにとっては、実は大切なもの。
でも、不都合な状態では困るので、秘儀で別の安心なものに替えます。
五感（視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚）のどれかを使ったりしますが、この場合（ファンファン）は触覚そのままワークをします。
触覚と一言で言いますが、例えば「痛み」なんかも人それぞれですよね。
感覚にも右回りや左回り、縦回転、広がりや中心に向かって…等、いろんな動きや感じ方があります。
そういうのを大切に取り扱っていくことができるのです。
そして、Ｐちゃんに秘儀のワーク後。。。。
Ｐちゃんからは、「先生…ファンファンがいなくなりました…！！」というご報告が。
岩渕「聞こえは？どうですか？」
Pちゃん「前より集中できるようになってます。びっくり（笑）」
岩渕「でしょ？良かったね。」
こうなると、NLPに対するPちゃんの信頼がどんどん上がるわけです。
誰も意味わかんないことが解消してしまう、という現実を体感で感じてしまったからです。
そして、真っ暗な闇の中にいたPちゃんに、未来への希望の光が見えてくるわけですね。
こうしてＰちゃんのファンファンは、別の何かに生まれ変わってしまいました♪
秘儀があるんですよ（笑）
Ｐちゃんの一番最初の変化の記念は「ファンファン」だったかもしれません。
さようなら、ファンファン。ありがとう、ファンファン。
（コレ、伝わるのかな？（笑））
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プロフィール
主婦や社会人のための心理術：カウンセリング、セラピー、コーチングスキル
歴史17年のNLPスクールの2代目学院長
日本NLP学院 学院長 岩渕洋
福祉経験15年
前職は介護施設長7年
精神障碍者施設にてサポート8年
NLPに出会い本格的に学び出してから6か月後からカウンセラーデビュー。
常に新しい知識を入れながら、目の前のお客様の心と脳の改善に取り組む。
特に、自分を責めてしまうやさしい人が
「本当の自己受容体験」を通して自信とパワーを取り戻し
自然と自立し、可能性や幸せ・自由を自分で掴む人に導く。
さらに受講生がプロカウンセラーやコーチ、セラピストとしても、
お客様へ同様に体現でき、誰でも何度でも再現できる仕組みを作る。
お客様からは、「自分で自分を救うことの力強さ」に感嘆の声を多数いただく。
これからは、NLPで世界中の人々が、楽しく幸せに生きる世の中にしたい。
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